【特集】メンバーボイス:現場での体験談やインタビュー(雀荘でのお仕事)

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地球の裏側からの来訪者さえも、楽しく働ける!?
vol1.「梅田・中崎町「e-star(イースター)」

イースターロゴ
イースター地図

今や世界選手権や、カジノでの大規模な大会が行われるほど、グローバルなテーブルゲームとなった麻雀。
しかし麻雀ファンにとっても、雀荘で働くハードルは意外と高いのではないでしょうか。「雀サクッ」ではこのたび、そんな雀荘での勤務を夢見て、なんと南米・アルゼンチンからやって来た青年を発見!その人物像に迫ってみました。

地球の裏側から、雀荘「e-star(イースター)」へこんにちは

紹介
  • ―こんにちは。お名前と年齢を教えてください。
  • 「こんにちは、吉田圭一ニコラスと言います。Twitterやブログなどでは『きめっち』というハンドルネームを使っています。24歳です」
  • ―アルゼンチンから来日されたとお聞きしました。とても日本語が流暢ですが、来日して長いのですか?
  • 「アルゼンチン・ブエノスアイレスから、2016年5月に来日しました」
  • ―え?まだ来日されて間もないじゃないですか?(注:インタビューは2016年6月中旬に実施)
  • 「そうですね。アニメやアニソンを通じて日本にはずっと興味がありましたし、麻雀歴も長いです。そして今回、日本人の彼女と結婚したのを機に来日したんですが、それまで6年半ほど付き合っていましたし、交際中に来日したりと、日本人や日本語と触れ合う機会はたくさんありましたから」
  • ―なるほど。それで、結婚を機に来日されたのはなぜですか?
  • 「自分は日本に行きたかったし、彼女も日本に住み続けたかったので、自然と決まりました。よく意見が衝突する2人ですが、これだけはすぐに意見が一致しました(笑)」
  • ―現在、雀荘「e-star(イースター)」さんで働かれているそうですが、どういう経緯ですか?
  • 「日本に来たら雀荘で働くことは決めていたので、来日して早々に幾つかの雀荘に連絡して、シフトなどの希望と合致するお店、何よりも実際に行って雰囲気が気に入ったお店を選びました

麻雀に夢中、麻雀作品に夢中

麻雀を打つ風景
  • ―雀荘で働く気満々で来日するなんて驚きですが、そもそも麻雀と出会ったキッカケはなんですか?
  • 「2009年の9月に初めて麻雀に触れました。ちょうど周囲でアニメ『アカギ』がブームになって麻雀を始めたグループがあって、テーブルゲームが好きな自分も興味をもって覚えました。次第に仲間が増えて、月2回ほど数十人集まる『麻雀部』ができました」
  • ―それはすごいですね。麻雀道具はどうやって手に入れたんですか?
  • 「最初は中華街で中国牌を買っていましたが、その後は私が今の奥さんと付き合い始めて日本に来るようになったので、そのたびに日本牌を買って“輸入”していました(笑)。今はネットでも簡単に手に入りますね。個人的にはネット麻雀の『天鳳』をやり込んで、現在では六段に到達しました」
  • ―やはりネット麻雀は麻雀普及に不可欠なんですね。麻雀を覚える為の参考にしたものはありますか?
  • 「いっぱいありますよ!アニメはまず『アカギ』、そして『咲』『哲也』『カイジ』、あと『哭きの竜』も見たことはあります。漫画は『鉄鳴きの麒麟児』が一番好きで、もちろん『アカギ』『咲』『哲也』『カイジ』に加えて『無敵の人』『ワシズ』も。あと、楽天ストリーミングの映画『凍牌』の英語字幕は自分が書いたものが流れています」
  • ―単純な日本語だけでなく、専門用語も多い麻雀についての作品にそれだけハマるのはすごいですね。
  • 「アニメや漫画だけでなく、戦術書もたくさん読んでいますよ。福地誠さんのムックは全部読んでいますし、ネマタさんの『現代麻雀技術論』や、2人の共著である『天鳳公式完全攻略本』も。とつげき東北さんや、コバゴー(小林剛プロ)・渋川難波プロ・梶やん(梶本琢程プロ)から井出洋介プロまで、かなりの数と幅を読んでいます。なかでも渋川難波『麻雀魔神の読み』・ネマタ『現代麻雀技術論』・とつげき東北&福地誠『おしえて!科学する麻雀』の3冊が、私にとっての最高峰ですね」

雀荘『e-star(イースター)』のメンバーとして、
プロを目指す雀士として

対局風景 表情
  • ―現在の麻雀との関わり方はどういう状況ですか?
  • 「雀荘『e-star(イースター)』で月水金土の週4回、シフトに入っています」
  • ―「e-star(イースター)」はどういう雀荘ですか?実際働いてみてどうですか?
  • 「とにかくみんな優しいし、守ってくれるのを感じます。お客さんも理解してくれる優しい人ばかりでした。最初は比較的自由にやらせてくれて、徐々に細かいマナー・厳しいマナーも教えてもらいました。例えばコシを使った(鳴くかどうか迷う素振りを見せた)牌は、鳴くか、鳴かなければその受けでアガるのはマナー的にはあまりよくない、なども学びました」
  • ―確かに、麻雀には明文化しづらい、ルールではなくマナーと呼ばれるものが多いですよね。
  • 「麻雀に制限時間はないですが、お客さんが気持ちよく打つためのテンポや時間の使い方なども、教えてもらったり、見て学んだりしました。こういう伝えづらいことをちゃんと優しく教えてくれて、しかも一緒にいて楽しい仲間ができたのは本当にラッキーでした」
  • ―やっぱり麻雀が好きで真摯に取り組む者同士、国籍が違っても仲良くなりやすいのでしょうね。ところで、現在の自分の雀風をどう分析しますか?麻雀上達に心掛けていることはありますか?
  • 「『ニセデジタル』です(笑)。打牌や仕掛けに『なんとなく』をなくすのが最大の目標で、渋川プロがよく言っている『全ての打牌に言葉で説明できる合理的な理由を』というのを実践するようにしています」
  • ―具体的でしっかりしたスタンスですね。ひょっとして麻雀プロを目指したりしてますか?
  • 「そうですね。『e-star(イースター)』や他のフリー雀荘、或いは天鳳などで腕を磨きつつ、各団体の情報も集めて、将来的には競技麻雀プロになりたいと思っています」
  • ―目指しているプロや、強いと思っているプロはいますか?
  • 「渋川難波プロ、木原浩一プロ、そしてプロではないけれど福地誠さん。あと、最近とても興味があるのは土田浩翔プロ。『オカルトデジタル』のような感じで変わったスタイルだけれど、カリスマ性があって賢くて話が分かりやすく、しかもこのスタイルで結果を出しているのがすごい。解説で『あと何順でツモアガリます』と予言して当てたりと、面白いので配信に出ていると必ず見ます」

麻雀は仲間がいないとできないゲーム、その仲間を『e-star(イースター)』で見付けた

  • ―日本で好きな場所はありますか?
  • 「やっぱり雀荘(笑)。『e-star(イースター)』です」
  • ―そうですよね(笑)。雀荘以外では?
  • 「実はあまり観光はしていません。普通の街中をサイクリングするのが好きですね。あとはスーパーのお総菜売り場で、アルゼンチンでは高級でなかなか手が出ないお寿司が安く買えるのが嬉しいです」
  • ―麻雀と寿司、恐らくこれを読んでいる日本の人も、大半が好きでしょうね(笑)。さて、読んでいる人たちへ、メッセージはありますか?
  • 「麻雀にハマるのはキリがないですが、どこまで行きたいか目標を決めて、一歩一歩進むのがいいと私は思います。私の場合はなぜ強くなりたいかというと、それによって麻雀が楽しくなって、いろんな人との出会いや友人の輪が広がることに意味があります」
  • ―雀荘勤務も天鳳も、プロを目指すのも、すべてはその為ですか。
  • 「雀荘勤務は仕事だし、麻雀に打ち込む人はそれ自体が重要なものだと勘違いしやすいけど、麻雀自体は所詮はゲームだと思っています。タイトルをとっても、天鳳位になっても、それ自体には大きな意味はないと思います。とにかくそれによってどう楽しくなるか、どういう仲間を得るかに意味があると思います。どんなに強くても、麻雀は仲間が最低3人いないとできないんですから」
  • ―なるほど、本当にそうですね。
  • 「自分にとって『e-star(イースター)』は、最高の仲間と出会えた素晴らしい場所だと思っています。皆さんも、お客さんとして打ちに来てほしいですし、雀荘で働く気がある人は是非仲間になって欲しいです」
  • ―今日は本当にありがとうございました。
  • 「ありがとうございました」
◆編集後記

 日本語を覚えるのも麻雀を覚えるのも、それぞれが相当難しいはずなのに、吉田圭一ニコラスさん(“きめっち“さん)は、とても流暢に日本語を話すだけでなく、漢字交じりの日本語の麻雀戦術本を多数読み込んで内容も理解するという、『アルゼンチンの奇跡』です。
「雀サクッTV」で配信している、天鳳位ASAPINの番組「ヒルピンデス!!」にゲスト出演頂いた際にも、天鳳を打ちながら「自然に中筋引っ掛けのリーチが打てたのはいいですね、でも追っ掛けリーチが来たらあまり意味がないですね」と流暢に語り、日本語・麻雀用語・戦術理解の全てにおいて高い能力を見せ付けたのが印象的でした。きっと近い将来、麻雀プロとして活躍されるのではないでしょうか。
何よりも、麻雀によって得る最も重要なものはタイトルよりも出会いや友情だという、プロを目指す志よりも更に高い「人間力」を自然と醸し出していたのが印象的で忘れられません。こんな方が日本を、そして麻雀を愛してくれるのは幸せなことですね。そして彼が愛する『e-star(イースター)』という雀荘の名前も、同じく忘れられないものとなったのでした。


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