過去の大会

雀サクッCUPの過去の成績および全参加選手を掲載しています。

第2回雀サクッCUP

大会結果RESULT OF COMPETITION


第2回雀サクッCUPの優勝は、麻雀ギルド代表の「橋本」さんでした。
おめでとうございます!


大会レポートREPORT

予選A 結果

予選A卓:早川孝(ほあろん)、榛葉一輝(麻雀やん)、かずま(PLAYBALL)、大崎(GUILD)
 南1局(ドラ白)、2着目の西家・かずまさんの「23455m112233p34s」リーチに対して、トップ目の東家・早川さんが「234567p22455678s」から8s切りリーチ。待ちを狭めながら当面の敵の当たり牌を抑えて、かつ、かずまさんから3sを打ち取っての見事な5800のアガリになりました。
 早川さん優勢で迎えた南2局、かずまさんが「45667m33456678p ツモ8m(ドラ5p)」の2000/4000、そして南3局の親で「22赤56667788m34赤5p ロン4m(ドラ5p)」の18000と一気に逆転します。
 実は東1局から他家の12000確定リーチ&高め7700仕掛けを2600で蹴ったり、18000をアガった局も他家のリーチに対して一旦アタマの字牌を落として回したりと、単なるツキではなくしぶといゲーム回しを続けた我慢が実った結果。第1回大会でも決勝進出を果たした強者が、安定した力を発揮しました。

かずま(PLAYBALL)56,500
早川孝(ほあろん)35,900
榛葉一輝(麻雀やん)15,700
大崎(GUILD)▲8,100

予選B組 結果

予選B卓:石川欽也(ひまわり)、原田(PLAYBALL)、黒澤裕太朗(ほあろん)、山本潤(マーチャオΧ)
 小場で迎えた東4局1本場(ドラ6p)、北家・黒澤さんがなんと2巡目に「234678m赤567p4566s」の満貫ダマテン、3巡目にツモ切りリーチ。一人旅かと思いきや、8巡目に「4赤56m12366p12s白白白」の満貫ダマテンで追い付いたのは南家・石川さん。更に10巡目、西家・原田さんが「3367m789p122334s」でリーチすると石川さんは撤退、リーチ者2人のめくり合いは黒澤さんに軍配、6sツモで3000/6000と大きく抜け出しました。
 南2局、親の原田さんが5巡目の時点で「33赤5m4557789p44赤5s」とゴツゴツした難しい手を上手く料理して、8巡目「34赤5m4赤555789p34赤5s」のリーチ。4pで安目ツモながらも裏1乗せて6000オールと逆転に成功し、そのまま押し切りました。

原田(PLAYBALL)41,400
黒澤裕太朗(ほあろん)28,300
山本潤(マーチャオΧ)17,500
石川欽也(ひまわり)12,800

予選C組 結果

予選C卓:橋本(GUILD)、池亀民紘(ひまわり)、赤尾有輝(マーチャオΧ)、三嶋直樹(麻雀やん)
 東2局池亀さんが満貫でまずは抜け出しますが、東3局1本場に赤尾さんが親で7700は8000をアガって逆転。この2人のマッチレースかと思いきや、東ラスの親を迎えた時点で13,400点しかなかった三嶋さんが大爆発。「234678m12378p赤55 リーチ一発ツモ6p(ドラ6sウラ5s)」で6000オール、続いて「33677m88p5577s西西 リーチ一発ツモ6m(ドラ6mウラ東)」で6100オール、なんと56,700点まで突き抜けます。
 これで流石に勝負あり、と思いきや今度は、一旦8,200点まで点棒を減らした橋本さんが徐々に追い上げを開始。4本場で流れて来た南1局の親で、「66m56678p444s チー768s ツモ7p」で2,000オールは2,400オール、「45667m345789p99s リーチツモ8m(ドラ7sウラ白)」で1,300オールは1,800オール、「789m13赤567p11s 東ポン ロン2p(ドラ1p)」で5,800は7,600、「455667m45p赤55789s ロン6p(ドラ5m)」で12,000は14,100、「111678m1134789p リーチロン2p(ドラ南ウラ2s)」で2,000は4,400と5連続のアガリ。この時点で三嶋さん53,500点に対して橋本さん49,500点、9本場なのでキッチリアガリトップの形ができた時点で、時間切れ打ち切りの最終局に突入します。そして最後も「566778m赤5578p 435チー(ドラ7p)」から「アガれる方」の6pを出アガリで5,800は8,500、6連続アガリでなんと最大48,500点差という絶望的な点差をひっくり返しました。

橋本(GUILD)58,000
三嶋直樹(麻雀やん)53,500
池亀民紘(ひまわり)16,300
赤尾有輝(マーチャオΧ)▲27,800

ワイルドカード決定戦 結果

ワイルドカード:早川孝(ほあろん)、三嶋直樹(麻雀やん)、黒澤裕太朗(ほあろん)、山本潤(マーチャオΧ)
 小場で進み、上下1,800点差以内に全員がひしめく状況で迎えた東3局1本場、山本さんが「2347778m567p34赤5s(ドラ1s)」でリーチ、早川さんの聴牌打牌8mを捕らえてウラも1枚(4m)乗って8,000は8,300のアガリ。しかしその山本さんから「34赤588p4赤5789s ポン白(ドラ2s)」の3,900を直撃した三嶋さんが僅差で逆転と、なかなか抜け出す人がいない展開に。
 南2局、リーチと仕掛けで終盤までもつれたなか早川さんが「45789m234p發發 アンカン4s リーチツモ3m(ドラ西2mウラ7m4s)」をツモアガリ。カンウラを4枚乗せての3,000・6,000で、ラス目から一気に僅差のトップ目に立ちます。続く南3局早川さんは「3赤5m34赤5p345678s東東(ドラ3m)」の満貫ダマテンから、山本さんの2副露を見て抑え付けるべく、6mツモで敢えてドラ切りの両面リーチを決断、しかしこれが三嶋さんのドラチーを誘発し、更にその打牌8p(リーチの現物)が山本さんの「88m67p456s チー645s ポン7s」の1,000点の交わし手に捕まります。オーラスを迎えてまだ僅差トップ目の早川さん、山本さんのリーチと三嶋さんのドラポンに挟まれ、しかも一向聴の「345688m678p4678s」で浮いている4sがリーチのアタリ牌という絶体絶命の事態を迎えますが、ここで赤5sを引き入れて6mを勝負(ダマテン)、9sでアガり切って決勝の最後の席をゲットしました。

早川孝(ほあろん)31,400点
山本潤(マーチャオΧ)25,900点
黒澤裕太朗(ほあろん)21,500点
三嶋直樹(麻雀やん)21,200点

決勝 結果

決勝:原田(PLAYBALL)、橋本(GUILD)、かずま(PLAYBALL)、早川孝(ほあろん)
 スタートダッシュを決めたのは起親の原田さん、リーチして一人聴牌(流局)・1,000は1,100オールと、加点は地味ではありますが他3人に均等に9,200点差をつけてリード。対して東2局3本場・親の橋本さんは「6789p222789s ポン發(ドラ9p)」の聴牌から赤5pを引いて打2sとしますが、実は序盤に4pを切っており振聴。4pチーで振聴を解消するも適当な単騎待ちの牌が引けず、「789p7889s チー4赤56p ポン發(ドラ9p)」という苦しい仮テンでしたが、これを出アガって5,800は6,700と、苦労しながらもトップ目に立ちます。
 東3局は南家・早川さんが「123789m78p123s南南(ドラ2m)」と高めチャンタを仕上げてリーチしますが、ツモったのは安目の6pで裏も乗らず1,000・2,000まで。誰もなかなか抜け出せないまま局は進み、南入時点で3万点以上持つ者がいない状況でした。
  決勝東場終了時得点:原田(PLAYBALL)26,200、橋本(GUILD)29,900、かずま(PLAYBALL)18,100、早川孝(ほあろん)24,800 ※供託1,000
 南1局に300・500の1本場をツモって親を引いた橋本さんが、「45567m45赤5667p99s」を終盤で聴牌ってダマテン、ケイテンで押した早川さんの河底打牌6mを打ち取ります。早川さんがタンヤオに移行していれば、先に好形69pのダマテンを入れていたかずまさんのアガリもあった局だっただけに、トップ目からの5,800加点は他の三者にはズシンと響く重いパンチとなりました。
 橋本さんの親を3,900は4,200で次親のかずまさんが流し、しかしそのかずまさんの親を次親の早川さんが700・1,300で流して、あっという間にオーラス。それぞれが自身の親に攻撃の照準を合わせた結果、橋本さんは足を使わずにトップ目をキープして局が進む展開となりました。オーラスを迎え、ラス目の早川さん(東家)は連荘あるのみ、2着目の原田さん(南家)は跳ツモ条件、3着目のかずまさん(北家)は倍ツモ条件、という並びに。
 オーラスは原田さんが12巡目に「1233457999m456p(ドラ4p)」と役なしドラ1の聴牌を入れますが、一手替わりで一通なので跳ツモ含みの条件を満たす一向聴とも言える形。直後に早川さんも「134赤5999白白白 チー768s」と親マン聴牌、場は一気に沸騰しますが、そのまま2人聴牌で流局。このノーテン罰符で原田さんも満貫条件になるので、勝負の行方はまだ混沌としています。
 オーラス1本場、「149m179p1489s南北白發(ドラ3p)」の配牌を取った早川さんは、10種10牌から意を決して国士無双へ。解説陣はノーテンだと終局してしまうラス親で国士狙いは微妙というムードでしたが、早川さんの意志に牌が呼応し、2巡目に9m・3巡目に中を引いてなんとこの時点で一向聴となります。自力決着を目指す橋本さんは「4赤5m赤56p赤56667s西 チー234s」の形で仕掛け、早川さんが欲しい西を引っ張っていただけに、今この瞬間に早川さんが東を引けば48,300点が炸裂する…という状況が数巡続きます。しかし早川さんが国士聴牌が入らないうちに、橋本さんは5p2丁引きで「4赤5m赤555p赤56667s チー234s」という聴牌を入れ、最後は6m出アガリで決着。最後は「フリー雀荘の象徴」とでも言うべき赤3枚の華やかな手を成就させて、力強く勝負の幕を引きました。

橋本(GUILD)44,200
原田(PLAYBALL)26,400
早川孝(ほあろん)18,600
かずま(PLAYBALL)10,800


参加代表者PLAYER’S INTRODUCTION


協賛店舗SPONSOR’S INTRODUCTION

第1回雀サクッCUP

大会結果RESULT OF COMPETITION


第1回雀サクッCUPの優勝は、麻雀ひまわり代表の「西 一壽」さんでした。
おめでとうございます!


大会レポートREPORT

予選A 結果

予選A組(起家から、池亀・稲垣・かずま・渡辺)
予選A組は東1局、西家・かずまさんのドラ3m嵌張先制リーチを起家・池亀さんが47p待ちで追っ掛け、一発で打ち取ってリーチ一発赤ドラで12000点のアガリ、開局早々激しい展開に。東1局でビハインドを背負ったかずまさんだが、南3局で4巡目チーテンのホンイツ一通。これに池亀さんが赤5mで飛び込んで12000点放銃、トップ目だけに仕掛けの対面でむしろ危険牌を先打ちしようとしたら想定外に早い手に捕まって再び混戦に。
オーラスは稲垣・池亀・かずまの3氏が2400点差にひしめく状況から、一人離されたラス親・渡辺さんが5800をひとアガリ、これで全員が満ヅモ条件以内という並びに。アガればトップ終了の手で押して親に放銃した池亀さんが1本場で再度メンピン赤高めドラという条件を満たしてリーチと諦めずに攻め続けたが、最後はかずまさんのポンテン3900のカン4pをつかんで放銃。
最終的には、なんと開局で12000を打ったかずまさんがトップ・アガった池亀さんがラスという着順になった。

かずま:32100
稲垣:30300
渡辺:19200
池亀:18400

予選B組 結果

予選B組(起家から、山本・高橋・大澤・新田)
予選B組は東1局、親・山本さんのリーヅモ赤1・2000オールからスタート、1本場で大澤さんとのリーチ合戦(共にメンピン赤1)を制してツモった高橋さんが裏も乗せて逆転。そして東2局でタンヤオドラ3赤1をツモった大澤さんが更に逆転と、打撃戦の展開に。
東3局は、出遅れた新田さんがドラ暗刻で3sを2枚切って14s待ちというテクニックを見せて盤石のリーチで巻き返しを狙うも、4枚目のドラをカンしたところ嶺上から高橋さんへの放銃牌・中を発掘してしまう。高橋さんは萬子を1面子落として筒子のホンイツトイトイ東中赤という、大胆な大物手狙いがハマって一躍トップ目に。
南1局2本場で、山本さん・高橋さんの2軒リーチに対して、黙聴で押した大澤さんがかいくぐって5200のロンアガリ。放銃した新田さんは、回し打って振聴の聴牌を入れつつ、2軒リーチに対する現物での放銃という不幸な振り込み。オーラス親の新田さんも意地のメンホンドラドラ18000確定リーチを打ったが、裏1条件の山本さんに放銃して(裏乗らずだがワイルドカード進出濃厚)終了となった。

大澤:43400
高橋:31400
山本:29000
新田:▲3800

予選C組 結果

予選C組(起家から、長谷川・バッチ・タツ・西)
予選C組は西さんの独壇場。28000持ち東4局親番で、 34r56777m456s4r56p ドラ4sのリーチを放ち、こちらも満貫テンパイしている長谷川さんより8m18000点を和了し勝負を優勢に。
その後もコンスタントに和了を重ね、60000点のトップ。
ワイルドカード進出がかかる2着にはバッチさんが南2局で4000オールをツモ和了。タツさんとのデットヒートを制しプレーオフに駒を進めた。

西:58300
バッチ:32800
タツ:25200
長谷川:▲16300

ワイルドカード決定戦 結果

ワイルドカード(起家から、稲垣・山本・高橋・バッチ)
ワイルドカードはフリー雀士らしい殴り合いになった。リーチがかかるとそれに折れず追っかけリーチの連続。全員参加の毎局和了による点棒移動がある激しい展開になる。
決め手となったのは、南2局、親番の高橋さんによる2600オールツモと5800の出和了り。これで40000点を超えた高橋さんが、残りを守りきり決勝進出を決めた。

高橋:37200
山本:28300
稲垣:25900
バッチ:8600

決勝 結果

決勝(起家から、かずま・大澤・高橋・西)
決勝戦はプレーオフからの進出の高橋さんが終始有利に展開を進める。
36100持ちの南2局。親番大澤さんの中暗槓が入り場が煮詰まりかけた状況で、 4456m12444r56p456s(ドラ4mカンドラ4m)から4mを持ってきて1pを切り迂回。
その後かずまさんからリーチが入る(47m待ち)。同巡高橋さんのツモ牌は4m 44456m444r56p456sの4面張(ダブル両面)で追っかけリーチ。結果かずまさんが7pを一発でつかみ、 高橋さんリーチタンヤオドラ7の16000を和了。勝負あり、かと思えた。
しかし、南3局に西さんが満貫をツモり、 高橋50100・西34300・大澤10300・かずま5300の並びでオーラスへ。
オーラス親の西さんのまくり条件は4000オールツモか9600以上直撃、 かずまさん大澤さんの条件が役満になってしまったので実質的に一騎打ちとなった。
そのオーラス、高橋さんが早々と2向聴。その間に親番の西さんがドラの南を重ね、高橋さんが切った南を仕掛けて条件を満たす。その後高橋さんと西さんがお互い優勝への1向聴となるが、先にテンパイを入れたのは西さん、待ちは2s8sを切っている中スジのカン5s。高橋さんはなかなかテンパイが入らず、78sを持っているところに5sを持ってくるがツモ切りし、万事休す。優勝はひまわり代表の西さんとなった。

西:46300
高橋:38100
大澤:10300
かずま:5300


参加代表者PLAYER’S INTRODUCTION


協賛店舗SPONSOR’S INTRODUCTION