この記事を読んでいるあなたは、
- WSOPとは何かを知りたい
- WSOPの優勝賞金を知りたい
- WSOPの参加方法を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「WSOPの優勝賞金や参加方法、日本人プレイヤーの活躍」などを紹介していきます。
WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)とは
出典:https://casinotop5.jp/world-series-of-poker/
WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)とは、1970年から開催しているポーカーのトーナメントです。
毎年5月~7月の2か月間にわたって開催され、世界中のポーカープレイヤーが集まって競い合っています。
WSOPは超高額の賞金が用意されていることから利用者が多く、最近では1万人以上のプレイヤーが集まるほどです。
最終決戦は一番の盛り上がりを見せ、その光景はアメリカでテレビ放送されるので、非常に盛り上がります。
WSOPの歴史
WSOPは1969年に開催された「Texas Gambling Reunionを」をきっかけにして、1970年に誕生しました。
創設者はカジノのオーナーであり、ポーカープレイヤーでもあるベニー・ビニオンです。
当初は賞金がありませんでしたが、第2回からは賞金制度が導入されて参加者が増えました。
また、2003年にはWSOPのメインイベントも始まって、クリス・マネーメーカーによってWSOPの知名度がさらに上がります。
当時WSOPで優勝した「クリス・マネーメーカー」は、ごく普通の会社で働いていた一般人です。
WSOPに参加する費用もないほどでしたが、WSOPの予選に勝ち抜き参加権を獲得しました。
そこから並みいる強豪たちを退け、最終決戦まで上り詰めます。
最後の相手はポーカーのトッププロであるサム・ファーハです。
この最終決戦がのちに伝説的なハンドを生み出します。
クリス・マネーメーカーはプロに対して1億円以上の費用をオールインしました。
最初の手札は完全なブタ(ペアがない状態)でしたが、心理的な揺さぶりをかけて相手をフォールドさせることに成功します。
その結果、アマチュアがプロにブタでかつという偉業を成し遂げ、クリス・マネーメーカーは一夜にして超有名人になりました。
ごく普通の会社人がポーカーでプロに勝つという漫画のような物語にファンが沸き、そこから「自分も勝てるのではないか」と参加人数を増やしました。
有名になったWSOPは、現在10,000人が参加するほど人気のイベントとなっています。
WSOPでの大会ルール
WSOPは基本的なポーカーのトーナメント大きく変わりません。
ポーカーの種類は主に以下のものを採用しています。
- テキサスホールデム
- オマハ・ホールデム
- セブンカード・スタッド
いずれもポーカーの中ではメジャーなので、すでにポーカーをプレイしている人ならルールも問題ないでしょう。
ただ、WSOPはトーナメントの開催数がすさまじく60以上のイベントが開かれます。
イベントではそれぞれルールが異なり、優勝者もそれぞれのトーナメントで決める仕組みです。
より多くのイベントに参加しようと思ったら、ポーカーのルールを幅広くおさえておく必要があります。
ちなみにWSOPでもっとも注目されるのはメインイベントです。
メインイベントでは世界一のポーカープレイヤーを決めます。
ポーカーの腕に自信がある人はメインイベントに参加してみるのも良いでしょう。
WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)の優勝賞金
WSOPで獲得できる優勝賞金について紹介します。
WSOPでの賞金一覧
WSOPでの賞金一覧は、以下の表の通りです。
開催年度 | プレイヤー名 | 獲得賞金額 |
---|---|---|
2006 | Jemie Gold | 13億2,000万円 |
2011 | Pius Heinz | 9億7,000万円 |
2014 | Martin Jacobson | 11億円 |
2016 | Qui Nguyen | 8億8,000万円 |
2019 | Hossein Ensan | 11億2,000万円 |
WSOPの賞金は10億円程度です。
ただ、2020年からオンラインに移行したことも影響して賞金総額がさらに上がりました。
2020年の賞金総額はなんと約30億円です。
オンライン化したことによって参加できる人がより増え、過去最大の賞金総額を獲得したと当時はかなり話題になりました。
ちなみに日本人がWSOPで勝利したことはまだありません。
WSOPには複数の日本人も参加していて好成績を収めている人もいるので、いずれWSOPで名誉と賞金を獲得する人が出てくるでしょう。
WSOPへの参加方法
WSOPに直接参加する場合の手順は以下のとおりです。
- WSOPの開催地であるラスベガスに行く
- ホテルでWSOPのエントリー手続きを済ませる
- 参加費用を支払う
- 指定されたテーブルでポーカーをプレイする
WSOPへ直接参加する場合は現地で登録手続きを済ませる必要があります。
参加登録はラスベガスのホテル「バリーズ&パリス・ラスベガス」もしくは提携ホテルで手続き可能です。
ホテル内にはWSOPの参加受付カウンターが用意されているので、参加登録証となる「Total Reward Card」を提出しましょう。
「Total Reward Card」はプレイヤー情報を登録する書類です。
事前に入手して書くこともできるので、大会前に済ませておくとスムーズに進みます。
「Total Reward Card」とパスポートを提示したら参加したいイベントを伝えて費用を支払いましょう。
登録手続きが終わったあとはテーブルに向かってポーカーをプレイします。
あとは対戦相手を待ってポーカーをプレイしていきましょう。
このように、現地で直接WSOPに参加する場合は少しわかりづらく、直接行く必要があるのがデメリットです。
一方で、オンラインならかんたんに参加できます。
オンラインでWSOPに参加する場合はオンラインポーカーアプリ「GGpoker」をインストールして申し込むだけです。
GGpokerは無料で会員登録ができ、日々さまざまなプレイヤーがポーカーで競い合っています。
GGpokerには強者もたくさんいるので、WSOPが開催されるまで訓練しておくのも良いでしょう。
WSOPの参加費用
WSOPの参加費は年々変わりますが、基本的に100万円を超えています。
トーナメントの参加費としては超高額ですが、優勝すれば世界一のポーカープレイヤーといった称号を得られます。
また、100万円以上の参加費さえ支払えばWSOPにはだれでも参加できる仕組みです。
ポーカーの腕前は一切関係ないので、運と実力を持っていればクリス・マネーメーカーのような大逆転劇を体験できます。
ちなみにWSOPはメインイベント以外のトーナメントもありますが、その他の参加費は300ドルほどです。
メインイベントが高額すぎて参加できない場合は、メイン以外のイベントに参加するのも良いでしょう。
WSOPで活躍している日本人プレイヤー
WSOPで活躍している日本人プレイヤーを紹介します。
池内一樹さん
池内一樹さんはポーカーの世界大会で優勝するほどの腕前があるプロポーカーです。
たとえば、2019年にはラスベガスでポーカーの世界選手権に参加し、準優勝を果たしました。
準優勝とはいえ賞金額はすさまじく、約9,010万円を獲得しています。
池内一樹さんがポーカーを始めたのは2003年頃で、当時は特に攻略法や戦略を勉強せずに楽しんでいました。
そこから手探りの状態でポーカーの腕を極め、現在では世界的に活躍するポーカープレイヤーとして知られています。
ちなみに池内一樹さんは日本人ポーカープレイヤーを育成する立場でもあります。
最近ではテレビにも出演する機会があるので、プロポーカーの中でもかなり有名人です。
ひろきさん
ひろきさんはYouTubeチャンネル「世界のヨコサワ」にも出演している有名人です。
YouTubeでは顔出しをしていませんが、WSOPで25位入賞したことによって世界的に知られるようになりました。
ポーカーの腕前があるだけでなく、YouTuberや株式会社「POKER ROOM」の代表取締役としても活躍しています。
経歴を見るだけでひろきさんがいかにハイスペックなのかわかるでしょう。
ちなみにひろきさんの相方である世界のヨコサワさんもかなりの実力者です。
過去にはWPTで日本人初のタイトルホルダーになったこともあります。
ポーカーの実力者2人が発信するYouTubeチャンネル「世界のヨコサワ」はタメになるので、ギャンブルに興味がある人はチェックしておきましょう。
木原直哉さん
木原直哉さんは15年以上もプロポーカーとして活躍するレジェンド的な人物です。
ポーカー以外にバックギャモンのプレイヤーとしても活動しています。
長年プロのポーカープレイヤーとして活動していることからも実力があるのは間違いありません。
過去には世界ポーカー選手権大会に参加して、入賞を果たし19,359ドルを獲得しています。
ほかにも2012年の第42回世界ポーカー選手権大会では、「ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッド」に参加して優勝しました。
さまざまな実績を残していることから、ポーカーニュースサイト「PokerListings」で「Most Inspiring Player(最も感動させるプレイヤー)」にも選ばれています。
WSOPの参加費や優勝賞金のまとめ
この記事では、「WSOPの優勝賞金や参加方法、活躍する日本人プレイヤー」などについて解説してきました。
WSOPは1970年から開催されている世界的に有名なポーカーの大会です。
参加費は100万円以上ありますが、優勝すると10億円程度の賞金を獲得できます。
最近ではオンラインに対応したことから参加数が増え、賞金総額も30億円以上に上がっています。
WSOPはラスベガスにあるホテルから参加できますが、現地に行けない場合はオンラインで参加するのもおすすめです。
オンラインポーカーアプリ「GGPoker」を使用すれば、自宅からWSOPに参加できます。