みきママの憂鬱 2巻
今日は快晴で穏やかな一日の始まりだ。
メンバーは悠和と陵。
悠&陵まずまずの出足。
Hさん来店時、目で大輔を探す、けど残念。
大輔は今日はいない・・・。少し肩を落とすHさん。
以前からの知り合いらしく、この間めずらしくHさんは
笑顔を見せていた。
今日はいつもより2回りくらい大きいウエストポーチをしている。
きっと大切なものが入っているのだろう。
わたしが熱心に執筆中だというのに水をさすように
陵が「ママオーレ」と叫ぶ。他のお客さんの手前
わたしは快く「はーい!」という。
心の中で「ちっ」と言いながら・・・
こいつも空気が読めないのか・・・
いえいえ、それは違う。
悠和と陵の入っているこの土日こそが
わたしの心が洗われる日なのだ。
(平日の色々な積もった言葉にできないもやもやした
物体が、真っ黒い固まりが)
すーっと、スコールの後、虹の掛かったハワイの
ワイキキビーチへと連れてってくれる。
そして黒い固まりを海の中へ深く沈めてくれるのである。
土日だけはわたしは目をつむれば常夏のハワイへいける。
なんという幸せなのだ。
これは毎日くたくたになるまで働き詰めのわたしに(笑)
神様が(日頃神様など信じていない・・・)くれた
ご褒美なのだ。