むこうはげの麻雀四方山(よもやま)話
①点数計算のウンチク
「雀サクッ」をご覧のみなさま、天下御免のむこうはげ芦高ショーゴでございます。
今回から、「むこうはげの麻雀ピカデリー」なるコーナーを担当させていただくことになりました。
第一回目ということで、「点数計算のしくみ」というものについて書かせていただこうと思います。
「点数計算? 知ってるよ、今さら何を。」と思われますが、1000点がなぜ1000点と算出されるのか? なぜ点数を切り上げるのか? というのを詳しく説明させていただきます。
麻雀の点数計算には符計算というのがありまして、
副底(フウテイ)+加符(カフ、チャフ)=連底(レンテイ)
副底⇒手牌13枚+アガリ牌、14枚に付いてくる点数。(20符固定)
加符⇒手牌の中にあるメンツなどに付く点数。(面前とか刻子とか待ちの形など)
連底⇒2つの数値を加算して一の位を切り上げる(テンパネ)
というアガリ形に対する計算式があります。
また、アガリが確定した時にする計算式が
連底×2の翻数乗=一家の払う点数
翻数はアガリ役の数に場ゾロ(バンバンとも、アガった時に付いてくる2翻)を足した数
荘家(親)は散家(子)の倍の授受(ヤオアルの法則)というのがあり
一家包(ロン)で荘家の場合は6倍、散家の場合は4倍。
三家包(ツモ)で荘家の場合は散家2倍ずつ、散家の場合は荘家が2倍、散家等倍。
また、支払い時に十の位以下は切り上げて支払う
という支払いに対する計算式と約束事があります。
この2つの計算式から麻雀の点数が出てくるのです。
今は、早見表がありますので計算する必要は無いですが90符以上の場合、載ってない事が多いです。アガった時はこれで計算してみてください。
いかがでしたか? 案外、競技プロでも知らない人がいますのでからかってみては?
今回はこのへんで。
それではみなさん、はげにて御免!!