むこうはげの麻雀四方山(よもやま)話
⑧誰も教えてくれない話―2―
前回のお話みたいな、「牌の捌き方」って、大抵の人は見よう見真似で覚えてやっていませんか?
なので、今回は「配牌時の牌の起し方」なんかを。
巷のプレイヤーの「起し方」は、
①取牌時に4枚ずつ起こす。
②取牌時に2枚ずつ起こす。
③13枚をまとめて起こす。
の3パターンだと思うのですが、コツを紹介しましょう。
大体、2枚起こしぐらいは麻雀を打っている人なら出来るはず。
「でも、4枚になると、無理」
なんて人いません?
それは、牌を起こす時の「指の位置」と、牌が起きる時の「軸」が違うからです。
4枚起こしのコツは、下の画像
左端の牌を親指と人差し指で角を摘み、右端の牌の側面に小指を添えて4枚を固定。
支点を軸にして起こす要領です。
親指と人差し指で牌を掴みすぎると、下の絵のように
起きた牌の下に、指が入るので起こせません。
感覚なので、少し練習が必要です。
次に2枚起こしなんですが、2種類あります。
手前から起こすタイプと外から起こすタイプです。
手前は比較的簡単でよく見るのですが、外からの方はなかなかお目にかかれません。
競技選手でも、この起こし方をするのは、私の知っているだけで、3人だけです。
コツは牌を山から取って引いてくる時に人差し指と小指ではさむ様に持ち替え、親指は腹面に中指と薬指は背面へと送り、外側の牌をスライドさせます。
なれないと指がつるとおもうので、打っている時の試しは止めたほうがいいですよ。
実際、私もこぼしましたから・・
多分、一番かっこよく綺麗な起こし方だと、思うのですよ。
ちなみに、これ「瀧澤」プロがしている起こし方なんです。
くだらない話をしてすいません。
んじゃ、また。