むこうはげの麻雀四方山(よもやま)話
⑨競技麻雀あれこれ
毎度おなじみ、芦高でございます。
ちょっと昔もお話。
優勝決定戦の最終戦、オーラス、親番のKプロ。
終盤間際に大長考をしたんです。
だいたい、1分半~2分ぐらいかな。
そのKプロの優勝条件が、「四万点の加点」ぐらいだったんですよ。
それで、手牌を見るとアガってるんです。千三百オールで。
でもKプロ、「ツモ」の発声をせず、うなずきながら打牌をし、流局。
テンパイ宣言はなく、そこで優勝はIプロに決定するわけですが。
現場にいたので、心境がすごく解ったのですが、
-24半荘を精一杯、戦ったけれどもこの現状。
今回は彼の方が上手であった。
無駄に足掻いてもしょうがない。
潔く負けを認めよう。-
のような気持ちになったのではないでしょうか?
本人からは何も聞いてませんが。
これってどう思います? かっこよくないですか?
なぜ、今回こんな話を出したかというと・・
最近の若手、訳の解らない足掻きをよくするんですよ!
最終戦、途方も無い条件の人が親番で鳴いて「千五百」とかね。
一生懸命、手を組んでくるなら「がんばれよ」と思うのですが。
たしかに、他家のアガリで親が落ちるかもしれません。
なら、
「もっと前の半荘でもがんばりなさいよ」
と思うのですよ。
失点だけを嫌がって局、半荘だけを進めて、最終戦だけ足掻くって。
情けない成績の私が言うのもなんですが、
「かっこ悪いよ!」
もっとね、「負けてもかっこいい選手」が出てほしいわけですよ。
そりゃ、下部のリーグは「結果が全て」みたいなとこありますが。
また、愚痴をこぼしてしまいました。すいません。
まあ、がんばってくださいよ! 若手諸君!
ではでは!