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むこうはげの麻雀四方山(よもやま)話

⑬麻雀の1巡



「9種9牌で流局のルールでセットをやっているんですが、
 先日、このようなケースがありました。
 親のダブリーが入ったんです。西家が配牌で9種9牌で流局と宣言したんです。
 すると、親がリーチが入っているんだから、流せない。と主張。
 このケース、どっちなんですかね?」


なる質問を受けました。

このようなケース、麻雀のルール的にいうと、「流せます」

理由はというと、
「配牌をもらって、純粋な1巡目のツモ牌で9種9牌なら、宣言して局を流局することができる。」
なんです。
ですから、このケースですと西家の主張が正しい。となります。

ただ、このセットのルールで「リーチでも9種9牌は流せない」と決めてあったなら、親の主張が有効になります。(いわゆるハウスルールです)

では、次のケースは?

-親のダブリーを受け、子の第一ツモで地和になった-
場合。

これも有効になります。

「純粋な1巡」がどういうものなのか? を詳しく説明します。

この「純粋な1巡」というのは、条件が確定した時点で下家、対家、上家、自分のツモ牌が確定しますよね。その状態での自分のツモ牌までが1巡なんですね。

ですから、
9種9牌流局では配牌が配られた時点で条件発生し、自分のツモをして手牌に9種9牌あれば流局させることが出来ます。
地和は配牌が配られた時点でテンパイしていれば条件発生し、自分のツモ牌がアガリ牌であれば地和としてアガれます。
一発はリーチ宣言打牌した時点で条件発生し、アガリ牌が河に放たれる、もしくはツモ牌にあるとアガリ時に一発が付く。
となります。ちょっと解りずらいですが、こうなっています。

ハウスルールで決めがある場合はハウスルールに準じますが、決めてない場合は上記ルールで問題無いはずです。

このように麻雀では決め事をしっかり把握しておく事が大事だと私は思います。

ルール等について質問などありましたら雀サクッにお寄せください。
ではまた。