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望月 雅継の麻雀コラム

2013年02月19日(火)

夕刊フジ杯と女流プロ

皆さんこんにちは。望月です。

今年度のリーグ戦をすべて終了し、後はいくつかのタイトル戦を残すのみとなりました。
私達プロ連盟所属の麻雀プロにとっては、この2月、3月はオフシーズンとなるのですが…やはり何か寂しさを感じます。

きっとそれは今年度出場を逃した鳳凰位決定戦に対する想いの強さなんでしょうね。
ニコ生の画面の向こうで戦っている選手たちを見ていると、「羨ましいなぁ~」とか、「去年はあの場所で戦っていたのになぁ~」などと考えてしまう自分がいます。

やはり麻雀プロは結果を残してナンボの世界だとつくづく痛感しますね。
今は鳳凰位決定戦をしっかりと観戦して、来年度はどうやってあの舞台に立つことが出来るかを考え直したいと思っています。


さて、今年度の活動を振り返ってみようかとも思ったのですが、それは今年度の対局全てを終えた後にまた機会を設けようと思っています。
そんな中、今年度は麻雀プロとしての仕事の幅が大幅に広がった一年だと感じています。

その中でも自分の中で大きいと感じている一つの要因は、『夕刊フジ杯』の解説とプレイバックの生放送に携わることが出来た事でしょう。

夕刊フジ杯の運営は昨年度からお手伝いさせてもらっていたのですが、今年度から西日本リーグでもニコニコ生放送で生中継することとなりました。
その解説をさせてもらったことは、自分にとっても、東海地区の麻雀界の発展においても、そして女流プロの成長を促すうえでも大変価値のあるものだったと考えています。
これもひとえに生放送に協力してくださっている運営スタッフの皆さんのおかげだと思います。本当に感謝しています。

それにしても何故このタイミングで西日本リーグでも生放送を行ったのでしょうか?

それはきっと、一昨年から麻雀の生放送が増えてきたことが一つの要因でしょうね。
そして、東京中心で動いている麻雀界の中で、地方発信でも同様の放送が出来る事を証明するための一つの大きな試みだったように思います。

その目的を達成する為に、運営スタッフも懸命の努力をしてくれていたのです。
それは、会場設営から当日の記録、生放送の進行、画像の編集、CM撮影、さらにはプレイバックでの放送内容のピックアップとその準備など、至らない所も多く各方面に多大なご迷惑もお掛けしながらも、個々では本当に一生懸命動いてもらったと思っています。


そんな仲間たちとの協力の下、私なりに視聴者の皆様に楽しんでもらえるような番組作りに取り組んできたつもりです。
プレーヤーと視聴者の距離がなるべく近くなるように、試行錯誤の中解説や番組進行を心がけていましたが、ご覧になってくださった皆さんはいかがだったでしょうか?楽しんで頂けましたか?


まだまだ改善点は多くあるのが現状ですが、これからもこの夕刊フジ杯をもっと盛り上げていけるよう頑張っていきますので、皆さんからもぜひいろいろな意見を頂けたらと思っています。
ぜひたくさんのコメントお待ちしています。


そして、この夕刊フジ杯を大きく盛り上げてくれているのはやはり参加選手たちですね。
西日本リーグ名古屋ブロックには、女流プロが4名、アマチュアの選手が6名の、計10人の選手が戦っています。


実はこの夕刊フジ杯の開幕前、選手の皆さんを集めて摸打の仕方やカメラへの映り方などの指導をさせて頂きました。
それは、選手たちがより美しく映像に載り、より良いパフォーマンスと映るようにという目的なのです。
その甲斐あってか、プロアマ問わず、名古屋の選手達の意識は格段に向上しました。

さらに、毎回対局終了後のプレイバックに、なるべく多くの参加選手に出場して頂くことで、麻雀の内容が少しではありますが良くなってきたように思います。

麻雀というゲームの性質上、勝敗がついて回るのは仕方ないことです。
その中で、自分が表現者として対局に臨むのと、ただ単に勝ち負けを競うためだけに対局に臨むのとでは、画面に映る姿がまるで違います。その違いを選手が感じてくれるようになってくれたのは本当に大きな収穫だと思っています。

その結果、今回の夕刊フジ杯の映像も、対局内容も、昨年と比べて格段に良いものとなっています。
比較対象が無いのが残念ですが、プロアマの対局、しかも女流の対局の中では非常にクオリティーの高いものをお伝えできているのではないのでしょうか?


麻雀プロの中でも女流プロは、以前は色眼鏡で見られていたように感じていました。
しかしメディアの発達により、近年の麻雀人気は女流プロに牽引されているように感じます。
競技人口の比率が圧倒的に男性の方が多い麻雀では、やはり女流プロに注目が集まります。
その女流プロの麻雀の内容が飛躍的に向上することによって、更なる麻雀ファンの獲得につながるのではないかと私は考えているのです。


私が女流プロに対して出来ることは限られていますが、この業界が少しでも良くなるように、またより多くのファンの皆様に麻雀に注目して頂けるように、なるべく協力していこうと思っています。
ぜひこのコラムをご覧の皆様も、夕刊フジ杯を通じて女流プロを応援して頂きたいと思います。皆さんよろしくお願いいたします。

それじゃまた。望月でした。