望月 雅継の麻雀コラム
2013年03月01日(金)
| 望月 雅継
シーズンオフ
皆さんこんにちは。望月です。
リーグ戦も終えてようやく一段落だと思っていたのですが、何だか今年はそうも言っていられないような毎日が続いています。
毎年、少しずつですがいろいろな仕事が増えてきまして、シーズンオフと言っても普段とそれほど変わらないスケジュールで活動できていることは幸せなことなんでしょうね。
麻雀プロの仕事といっても多種多様です。
メインはもちろん対局ですが、それ以外にも麻雀荘や各種イベントのゲストの仕事、麻雀大会やイベントの運営、インターネットの麻雀ゲームの仕事、解説の仕事、組織の運営や育成の仕事、そして麻雀教室。
自分がやらせて頂いている仕事だけを抜粋しても多岐に渡ります。
もちろん、全ての麻雀プロにそれだけの仕事があるわけではなく、私は本当に恵まれている方だと思うのですよね。
もちろん、麻雀プロとしての仕事が全く無い時期もあったので、今の現状は、ここまで頑張ってきた結果であると自分では解釈しています。
そんな中、リーグ戦の無いこの時期の過ごし方には毎年細心の注意を払って生活しているのですよ。
自分の麻雀の内容やスタイルに対しての見直しや、心と体を創り上げるためのトレーニングなどを行うための重要な期間だと思っているのです。
プロ野球選手が自主トレやキャンプを行うのと全く同じ事ですね。
ただ、麻雀プロの方が目に見えてわかる変化が無い分、そういったトレーニングに励まない選手が多いのは悲しい事なのですが。
今年のシーズンオフに私が掲げたテーマは二つ。
肉体改造と自らの麻雀の見直しです。
前回のA1リーグ最終節、久しぶりに感じることの出来た感覚を研ぎ澄ます事。
それをもう一度取り戻すために、今回のテーマは、自分の持ち味“だった”
【視る】
という事に重点を置いた稽古を積むことに決めました。
【視る】という事は非常に根気のいる作業であり、とても難しい事だと考えています。
ボーッと見ているだけでは眺めているということになってしまいますし、しっかりと見ていたとしても、それを次のアクションに繋げていかなければ全くの無意味になってしまいますからね。
何を【視る】のか?見た上で、どんな対応をするのか?大きく反応するべきところはどこなのか?しっかりと【視る】ことが出来たのなら、次のアクションはどこで起こすべきなのか?
考えれば考える程、いろいろな課題が湧いてきます。
それでも、もう一度自分を取り戻すことが出来なければA1という舞台で戦い抜くことは出来ないのですから、苦しくても自分の思い描いたスタイルに到達することが出来るまで必死で局面を見つめることを繰り返します。
すると今度は、自分に足りない部分が目に映るようになってくるのです。
体が疲れて来ると、集中力が無くなって軽い打牌を繰り返してしまうようになりますし、心に余裕がないと、目先の利点ばかりを追うような打牌になってしまいます。
それらの打牌は、自分がやろうとしている麻雀にとって一番ダメなアクションになってしまいますから、やはりどこかで修正を入れなければならないと。
そうなるとやはり大事な事は心の安定と、麻雀を集中して打ち切ることの出来る体力作りということになるんですよね。
取り組み始めたばかりの今でも、少しずつですが良かった頃の感覚が甦ってきます。
これを継続させることが出来て、さらに精度を上げることが出来れば、自分がやりたいと思っている次のステップに繋げることが出来るはずですから。
実際に先日行われたグランプリMAXでの試合内容も、今年度の麻雀の内容としてはかなり良い内容に入るものでした。(結果は残念ながら二次予選敗退となってしまいましたが。)
自分の理想はかなり高く、求めている内容もかなり難しい内容なのですが、やはりそれを武器に戦わないとA1リーグの頂点に立つことは厳しいですし、その麻雀を全国の皆さんに伝えたいという想いも強いのです。
それを達成するためにも、次は心と体を鍛えるトレーニングを開始しなければなりません。
しかし…こちらはまだ始める所まで至っておりません。
三月に入って早々に取り掛かろうと思うのですが、スケジュールを確認したところかなりタイトにスケジュールが詰まっており、自分が思うようにトレーニングがはかどらない可能性もあるのです。
それでも、なんとか時間を捻出して自分を鍛え上げ、来年度こそは自分の理想とするスタイルを引っ提げてタイトル戦とリーグ戦を総ナメするような勢いを取り戻したいと思っています。
自分の好きな言葉の一つに『有言実行』があります。
このコラムに記したのですから、来年は是非とも復活できるように頑張っていきたいと思います。
それじゃまた。望月でした~。
リーグ戦も終えてようやく一段落だと思っていたのですが、何だか今年はそうも言っていられないような毎日が続いています。
毎年、少しずつですがいろいろな仕事が増えてきまして、シーズンオフと言っても普段とそれほど変わらないスケジュールで活動できていることは幸せなことなんでしょうね。
麻雀プロの仕事といっても多種多様です。
メインはもちろん対局ですが、それ以外にも麻雀荘や各種イベントのゲストの仕事、麻雀大会やイベントの運営、インターネットの麻雀ゲームの仕事、解説の仕事、組織の運営や育成の仕事、そして麻雀教室。
自分がやらせて頂いている仕事だけを抜粋しても多岐に渡ります。
もちろん、全ての麻雀プロにそれだけの仕事があるわけではなく、私は本当に恵まれている方だと思うのですよね。
もちろん、麻雀プロとしての仕事が全く無い時期もあったので、今の現状は、ここまで頑張ってきた結果であると自分では解釈しています。
そんな中、リーグ戦の無いこの時期の過ごし方には毎年細心の注意を払って生活しているのですよ。
自分の麻雀の内容やスタイルに対しての見直しや、心と体を創り上げるためのトレーニングなどを行うための重要な期間だと思っているのです。
プロ野球選手が自主トレやキャンプを行うのと全く同じ事ですね。
ただ、麻雀プロの方が目に見えてわかる変化が無い分、そういったトレーニングに励まない選手が多いのは悲しい事なのですが。
今年のシーズンオフに私が掲げたテーマは二つ。
肉体改造と自らの麻雀の見直しです。
前回のA1リーグ最終節、久しぶりに感じることの出来た感覚を研ぎ澄ます事。
それをもう一度取り戻すために、今回のテーマは、自分の持ち味“だった”
【視る】
という事に重点を置いた稽古を積むことに決めました。
【視る】という事は非常に根気のいる作業であり、とても難しい事だと考えています。
ボーッと見ているだけでは眺めているということになってしまいますし、しっかりと見ていたとしても、それを次のアクションに繋げていかなければ全くの無意味になってしまいますからね。
何を【視る】のか?見た上で、どんな対応をするのか?大きく反応するべきところはどこなのか?しっかりと【視る】ことが出来たのなら、次のアクションはどこで起こすべきなのか?
考えれば考える程、いろいろな課題が湧いてきます。
それでも、もう一度自分を取り戻すことが出来なければA1という舞台で戦い抜くことは出来ないのですから、苦しくても自分の思い描いたスタイルに到達することが出来るまで必死で局面を見つめることを繰り返します。
すると今度は、自分に足りない部分が目に映るようになってくるのです。
体が疲れて来ると、集中力が無くなって軽い打牌を繰り返してしまうようになりますし、心に余裕がないと、目先の利点ばかりを追うような打牌になってしまいます。
それらの打牌は、自分がやろうとしている麻雀にとって一番ダメなアクションになってしまいますから、やはりどこかで修正を入れなければならないと。
そうなるとやはり大事な事は心の安定と、麻雀を集中して打ち切ることの出来る体力作りということになるんですよね。
取り組み始めたばかりの今でも、少しずつですが良かった頃の感覚が甦ってきます。
これを継続させることが出来て、さらに精度を上げることが出来れば、自分がやりたいと思っている次のステップに繋げることが出来るはずですから。
実際に先日行われたグランプリMAXでの試合内容も、今年度の麻雀の内容としてはかなり良い内容に入るものでした。(結果は残念ながら二次予選敗退となってしまいましたが。)
自分の理想はかなり高く、求めている内容もかなり難しい内容なのですが、やはりそれを武器に戦わないとA1リーグの頂点に立つことは厳しいですし、その麻雀を全国の皆さんに伝えたいという想いも強いのです。
それを達成するためにも、次は心と体を鍛えるトレーニングを開始しなければなりません。
しかし…こちらはまだ始める所まで至っておりません。
三月に入って早々に取り掛かろうと思うのですが、スケジュールを確認したところかなりタイトにスケジュールが詰まっており、自分が思うようにトレーニングがはかどらない可能性もあるのです。
それでも、なんとか時間を捻出して自分を鍛え上げ、来年度こそは自分の理想とするスタイルを引っ提げてタイトル戦とリーグ戦を総ナメするような勢いを取り戻したいと思っています。
自分の好きな言葉の一つに『有言実行』があります。
このコラムに記したのですから、来年は是非とも復活できるように頑張っていきたいと思います。
それじゃまた。望月でした~。