望月 雅継の麻雀コラム
2014年01月16日(木)
| 望月 雅継
たまには麻雀の話など…
新年明けましておめでとうございます。望月です。
今年も一年よろしくお願いいたします。
ということで、新年一発目の雀サクッコラムの内容は何を書こうかなぁ~???って悩んでいたのですが、今年の抱負は前回ちょっと書いちゃったし、夕刊フジ杯の事は今までちょこちょこ書いてるし、ホントにネタ切れでどうしよう…って思ったのですが、大事な事を忘れていましたよ!
そういえば…
俺って麻雀プロだった!!
困った時は麻雀の話を書けばいいじゃないかって、やっと気が付きましたよ!
今までさんざん麻雀の事を書くとか言ってきて、今まで全く触れてこなかった私望月の麻雀観を、今年は目一杯皆さんにお伝えしていこうかなって思っています。
…好評だった時は雀サクッさんにお願いして書籍化してもらおう!
うんっ!そうしよう!
さてさて、それじゃ麻雀の話でもしましょうかね。
私は若い頃、バリバリの流れ論者でした。今でも、運命を感じながら麻雀を打っているのですが…今よりも何十倍も偏った考え方で麻雀と向き合っていた気がします。
「麻雀は強い奴が勝つんだ!」
そう思っていましたし、定石などわからなくても、危険察知能力を持ち合わせている自分はきっと放銃なんてしないんだっ!って思って戦っていたものです。
また、中学生の頃には、安藤プロや伊藤プロ、土田プロや馬場プロが参加していた雀鬼会の思想に傾倒し、「第一打に字牌を切らない!」だの、「テンパイするまでドラを切らない!」なんて真似事をしていたものです。
ってことは、麻雀に対して思想から入り込んでいたも当然。精神論が全てだ!くらいな勢いでプロになった当初くらいまでは麻雀に取り組んでいました。
ところが…
それぞれのステージに上がっていくにしたがって、勝てない相手が現れてくるのですよね。
仲間打ちからフリーデビュー、フリーデビューから雀荘勤務、雀荘勤務からプロデビュー、プロデビューから東京のリーグ戦デビュー。
どのステージを上がっていくにしても、今までの自分の力ではどうやっても限界がある。
それを打破するためにはどうしよう?
毎回そういった思考の繰り返しでここまでやってきた気がします。
そんな時、自分が乗り越えてきた方法は何だったか?
それは、他の人の意見に耳を傾けるという事です。
そんなこと簡単じゃないか?
という人がいるかもしれません。
そうなんです。簡単な事なんです。
だけど、話を聞く上でとても大切な事があるのです。
それは、麻雀に絶対はないという事。
そして、どんな話にも裏表があるという事。
いろいろな人の話を聞いたときに、悩むことってありませんか?
「あれっ、この話って、こないだ聞いた話とまるっきり違う事言ってる!?」
こんな事ってありますよね。
でもね、これは当然のことなのです。麻雀に関してはね。
例えば、AとB、どちらかを選択しなければならない時。
ある人に聞いたら、
「これはAに決まってるよね~。」
翌日違う人に聞いたら、
「そりゃBしかないっしょ!」
こんな事ってありませんか?
その結果、いろんな事を考えすぎてスランプに陥っちゃうってことありますよね~。
でもそれでいいのです。
正解は、
『Aという考え方もあれば、Bという考え方もある』
ってことなのですよ。
そういった柔軟な考え方をすることが出来れば、状況に応じて思考を変化させることが出来るのです。
そして、その状況の変化に意識を向けることが出来る。これが大切な事。
絶対にこうだ!とか、これしかない!とか、そういった凝り固まった思考が成長をストップさせるのです。
相反するような事柄や結果に対しても、キチンと素直に受け入れられるようにすることが大切なのですね。
ここまでが基本的な思考なのですが…
それを踏まえた所で、学ばなければならないことがあります。
それは、麻雀の“絶対”の部分。牌理とか、牌効率とか言われている分野です。
ちょっと待ってよ望月さん~!!
言ってる事が違うじゃないですか??麻雀に絶対はないって言ったのに…。
そうなんですよね。麻雀に絶対はない。だけど絶対だと言い切れる部分もある。
この辺りが難しくややこしい部分なのです。
この禅問答みたいな部分を理解することが出来ないと、“絶対”の部分だけで麻雀を打ったり、毎回優柔不断な一打を繰り返してしまう事になったりするわけです。
それじゃいったい何が大事だっていうんですか~???
どうやって麻雀を打ったらいいのかわからないじゃないですか~???
そうですよね~。本当に麻雀は難しいのです。
絶対が無いから無限の可能性があるし、絶対があるから正着打と言われる一打がある。
次回はこの部分について掘り下げていきたいと思います。
皆さん、モヤモヤしてるでしょ~???
次が知りたくないですか??
これが私の作戦なのです。
次回も絶対読まなきゃ夜も眠れなくなりそうですね~(笑)。
是非次回も楽しみにしてくださいね!これ、しばらく続けてみようと思いますので。
それじゃまた。望月でした~。
今年も一年よろしくお願いいたします。
ということで、新年一発目の雀サクッコラムの内容は何を書こうかなぁ~???って悩んでいたのですが、今年の抱負は前回ちょっと書いちゃったし、夕刊フジ杯の事は今までちょこちょこ書いてるし、ホントにネタ切れでどうしよう…って思ったのですが、大事な事を忘れていましたよ!
そういえば…
俺って麻雀プロだった!!
困った時は麻雀の話を書けばいいじゃないかって、やっと気が付きましたよ!
今までさんざん麻雀の事を書くとか言ってきて、今まで全く触れてこなかった私望月の麻雀観を、今年は目一杯皆さんにお伝えしていこうかなって思っています。
…好評だった時は雀サクッさんにお願いして書籍化してもらおう!
うんっ!そうしよう!
さてさて、それじゃ麻雀の話でもしましょうかね。
私は若い頃、バリバリの流れ論者でした。今でも、運命を感じながら麻雀を打っているのですが…今よりも何十倍も偏った考え方で麻雀と向き合っていた気がします。
「麻雀は強い奴が勝つんだ!」
そう思っていましたし、定石などわからなくても、危険察知能力を持ち合わせている自分はきっと放銃なんてしないんだっ!って思って戦っていたものです。
また、中学生の頃には、安藤プロや伊藤プロ、土田プロや馬場プロが参加していた雀鬼会の思想に傾倒し、「第一打に字牌を切らない!」だの、「テンパイするまでドラを切らない!」なんて真似事をしていたものです。
ってことは、麻雀に対して思想から入り込んでいたも当然。精神論が全てだ!くらいな勢いでプロになった当初くらいまでは麻雀に取り組んでいました。
ところが…
それぞれのステージに上がっていくにしたがって、勝てない相手が現れてくるのですよね。
仲間打ちからフリーデビュー、フリーデビューから雀荘勤務、雀荘勤務からプロデビュー、プロデビューから東京のリーグ戦デビュー。
どのステージを上がっていくにしても、今までの自分の力ではどうやっても限界がある。
それを打破するためにはどうしよう?
毎回そういった思考の繰り返しでここまでやってきた気がします。
そんな時、自分が乗り越えてきた方法は何だったか?
それは、他の人の意見に耳を傾けるという事です。
そんなこと簡単じゃないか?
という人がいるかもしれません。
そうなんです。簡単な事なんです。
だけど、話を聞く上でとても大切な事があるのです。
それは、麻雀に絶対はないという事。
そして、どんな話にも裏表があるという事。
いろいろな人の話を聞いたときに、悩むことってありませんか?
「あれっ、この話って、こないだ聞いた話とまるっきり違う事言ってる!?」
こんな事ってありますよね。
でもね、これは当然のことなのです。麻雀に関してはね。
例えば、AとB、どちらかを選択しなければならない時。
ある人に聞いたら、
「これはAに決まってるよね~。」
翌日違う人に聞いたら、
「そりゃBしかないっしょ!」
こんな事ってありませんか?
その結果、いろんな事を考えすぎてスランプに陥っちゃうってことありますよね~。
でもそれでいいのです。
正解は、
『Aという考え方もあれば、Bという考え方もある』
ってことなのですよ。
そういった柔軟な考え方をすることが出来れば、状況に応じて思考を変化させることが出来るのです。
そして、その状況の変化に意識を向けることが出来る。これが大切な事。
絶対にこうだ!とか、これしかない!とか、そういった凝り固まった思考が成長をストップさせるのです。
相反するような事柄や結果に対しても、キチンと素直に受け入れられるようにすることが大切なのですね。
ここまでが基本的な思考なのですが…
それを踏まえた所で、学ばなければならないことがあります。
それは、麻雀の“絶対”の部分。牌理とか、牌効率とか言われている分野です。
ちょっと待ってよ望月さん~!!
言ってる事が違うじゃないですか??麻雀に絶対はないって言ったのに…。
そうなんですよね。麻雀に絶対はない。だけど絶対だと言い切れる部分もある。
この辺りが難しくややこしい部分なのです。
この禅問答みたいな部分を理解することが出来ないと、“絶対”の部分だけで麻雀を打ったり、毎回優柔不断な一打を繰り返してしまう事になったりするわけです。
それじゃいったい何が大事だっていうんですか~???
どうやって麻雀を打ったらいいのかわからないじゃないですか~???
そうですよね~。本当に麻雀は難しいのです。
絶対が無いから無限の可能性があるし、絶対があるから正着打と言われる一打がある。
次回はこの部分について掘り下げていきたいと思います。
皆さん、モヤモヤしてるでしょ~???
次が知りたくないですか??
これが私の作戦なのです。
次回も絶対読まなきゃ夜も眠れなくなりそうですね~(笑)。
是非次回も楽しみにしてくださいね!これ、しばらく続けてみようと思いますので。
それじゃまた。望月でした~。