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望月 雅継の麻雀コラム

2014年03月03日(月)

麻雀が強くなるお話 その3

皆さんこんにちは。望月です。
数日前に書いたと思ったら、もう半月経つんですね~。あっという間ですよ。

この半月間もいろんなことがありましたが…
それはまたの機会に書くとして、今回は麻雀が強くなるお話の最中でしたよね。


前回の内容、覚えていますか?
前回は、【牌効率】と【シャンテン数】のお話でした。

そして、その【シャンテン数】について触れはじめた所でしたね。


「シャンテン数を上げるという行為は、受け入れ枚数を減らす行為だ!」


こんなお話をしたと思います。

えっ!?よくわかんないなぁ…???
いやいや、当たり前の話でしょ~!

いろんなご意見があると思いますが、ぜひ最後まで読んでくださいね~。


さて、この「シャンテン数を上げるという行為は、受け入れ枚数を減らす行為だ!」という話には、とても大切な続きがあるのですよ。

【シャンテン数】を上げることと同じくらい大切な事、それは、『間口を広げる』という事です。

これだけでは言葉足らずかな。
もう少し補足すると、「シャンテン数が大きい時の『間口を広げる』事が大切だ!」


ということですね。

具体的に言うと、シャンテン数を上げる際には変化のある形、つまり好形や効率の良い牌を残しながら手を進めるということです。

テンパイ速度を重視すると、どうしても単独孤立牌や変化形よりもターツやトイツを残しがちになってしまいます。受け入れ枚数が少ないけれどスピードを優先するという事はそういうことなんですよね。

例えば、


麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌


みたいな形から、ペンチャンターツの麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌の形を残して麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌を切っちゃうみたいなことかな。

もちろん、それでもいいと思うんですよ。
スピードを重視して上手くいくことも多いですからね。

でも、それだけじゃ勝てないのが麻雀の面白さだし奥深さなんですよね。
スピードよりも形の強さや打点の高さが大切な瞬間もあるし、受けの強さが勝敗を分けることもあるし。


でもね、やっぱり受け入れ枚数が多い形や、手牌変化のある形を残して手をワイドに構えた方が、選択肢が広がって良い結果を導きやすいのです。

なぜなら、テンパイまでに受け入れが多い形を残しておけば、3シャンテン→2シャンテン→1シャンテンとテンパイに近づいて行った時にも受け入れが多くなるのですよ。

例えば3シャンテンで、シャンテン数の上がる受け入れが20種70枚くらいあったとしましょうか。
ここに単独のリャンメンが埋まっても2種8枚減るだけですから、2シャンテンになった時には1シャンテンになるためには18種62枚の有効牌があるってことです。


しかし、スピードを優先してテンパイから遠い形、つまりシャンテン数が多い時に間口を狭くしてしまうと、自然とシャンテン数が上がるたびに受け入れが狭くなり、結果としてテンパイやアガリまでの速度が遅くなるケースが多いってことです。
上記の牌姿から麻雀 牌を切った時の受け入れ枚数は、ストレートな手牌進行に限ると4種16枚ってことになりますよね。それよりも変化の少ないソウズのペンチャンターツを払う方が、将来的には形が強くなることが多いのです。

具体的には、


麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌

という1シャンテンよりも、


麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌

という2シャンテンの方が、最終的にはアガリが早かったりするケースが多いってことなのです。上の形は4種16枚の1シャンテンに対し、下の形は15種52枚の2シャンテンに、さらにはピンズ部分のシャンテン数が変わらない変化を含めれば、上の牌姿とは大差だということに気が付くと思います。

さらには、手牌変化が見込める形、つまり好形変化がある形ほど、手役の変化の可能性があることが多いのです。

もちろん例外もありますよ。
例えばチャンタやジュンチャンのように、形を決めた方が圧倒的に点数的に魅力があるケースや、リャンメン2つの好形1シャンテンよりも愚形残りの一色手の方がはるかに良いケースだったり…。


わかりやすく言いますと、点数が高かったり形に魅力があるケースは形を決めてシャンテン数を上げてもいいが、そうでないケースはシャンテン数を下げてでも好形変化を見越した受け入れを残しておく方が、将来的に得になるケースが多いってことです。


今のネット麻雀やフリー麻雀では、リーチが強いという風潮が強いです。
そして、リーチが入ったところからディフェンスを始めると。
そうなると、攻めるか守るかという二択になり、結果的に手牌に見合わない形から攻めきれずベタ降りを始める…という光景を良く目にします。

それってちょっと味気ないですよね。
ギリギリまで攻めて、ギリギリで引く。これがプロ連盟のA1リーグでは非常に多いのです。

どういうことかと言いますと…

本当の強者と対戦すると、大切なのは“リーチ回数”ではなく“リーチ精度”だということに気が付きます。形だけのリーチを放っても、強者はきっちりと受け、そして押し返してきます。受けてから押し返した形の方が強いのは明白ですよね。(押すだけの理由があったり、押す価値のある形で攻めているケースが多いからです。)たくさんアガりたいのなら、アガれる(ツモれる)リーチをたくさん打つことが、勝つことに繋がるという事を学ぶといいのかも知れません。そして失点を減らすのにも、ベタ降りばかりではなく、ギリギリまで粘り込むための選択肢を増やしておく方が、結果的に失点は減るという事を実感してほしいのですよ。


そのためには、どういう形が強いのか、どういった牌を手に残したらいいのかを考える必要があるでしょう。

という事で、ここからはターツ→単独孤立牌→雀頭→複合形というように、個別に考えていきたいと思いますよ。

攻撃の為の牌の残し方、攻守兼用の牌の残し方、受けるための牌の残し方、いろいろなパターンがあるのです。
そのパターンを臨機応変に使えるようになれば、きっと成績も上向くはずですよ!


と、今回のコラムはここまでにしましょう。
ここからがより具体的に形に触れていきたいと思います。

また次が読みたくなったでしょう~!
次回も気合入れて書きますんで、皆さん楽しみにしてくださいね!
それじゃまた。望月でした~。