望月 雅継の麻雀コラム
2014年03月24日(月)
| 望月 雅継
麻雀が強くなるお話 その4
皆さんこんにちは。望月です。
グランプリMAX、負けちゃいました…。
ダメな所が多く出てしまっただけに、負けて当然かなって思っている反面、僅か500点差での敗退は、悔しいという気持ちを通り越してただ茫然といったところでしたね。
グランプリMAXを終えてから気が抜けてしまったせいか、一気に体調を崩してしまい、フラフラの中これを書きはじめようとしてます。
ってことで対局についての詳しい内容はまたの機会に書くことにして…
今回は前回の続き、ターツについての話をしたいと思います。
まず、ターツの話の前に組み合わせのお話を。
麻雀においての組み合わせってどんな形があるか知っていますか?
麻雀における組み合わせの事をメンツと言いますよね。そのメンツには大きく分けて2種類、順子(シュンツ)と刻子(コーツ)があるのはご存じですよね。
それじゃあ、シュンツとコーツではどっちが作りやすいのでしょうか?
答えはシュンツですよね。
コーツは4枚しかない同じ牌を3枚揃えないといけない中、シュンツはいろいろな組み合わせを作ることが出来るからなんですよね。
ということは、シュンツを上手に作ることが、組み合わせを上手に作る事に繋がるわけなんですよ。そしてそのシュンツの前段階、塔子(ターツ)を上手に作ったり選別することが出来れば、きっとたくさんのアガリに結びつくはずなんですよね~。
前置きは長くなりましたが、ターツについてもう少し深く掘り下げてみることにしましょうか。
一口にターツと言っても、いろいろな種類があります。
・ペンチャンターツ
・カンチャンターツ
・リャンメンターツ
この3種類のターツがあるんですけどご存じでしたか?
このターツを使い分けることで、組み合わせを上手に作っていく事ができるんですよ。
まずは『ペンチャンターツ』から。
ペンチャンターツというのは、12や89といった形です。端が決まっている形で、マンズ、ピンズ、ソウズにそれぞれ2種類、合計6種類のペンチャンターツがあるのですよ。
次は『カンチャンターツ』です。
これは、シュンツの真ん中を求める形ですね。
13、24、35、46、57、68、79とそれぞれの色に7種類、合計21種類のカンチャンターツがあるのです。
そして最後に『リャンメンターツ』です。
リャンメンターツは、左右どちらの牌を持ってきてもシュンツになるターツで、23、34、45、56、67、78とそれぞれに6種類、合計18種類のリャンメンターツがあります。
さてここで質問です。
シュンツを作るのに、一番作優れているターツは何だと思いますか???
答えは…
簡単ですよね。これはリャンメンターツです。
左右どちらの牌を引いてもシュンツになるのですから、カンチャンターツやペンチャンターツに比べて、二倍の確率でシュンツが作りやすいと言えるのではないでしょうか。
それじゃぁ…
どちらも受け入れ枚数が一枚ずつの、ペンチャンターツとカンチャンターツでは、どちらの方が優れているターツだと思いますか???
これはちょっと難しいですよね~。
感覚的に、「今日はこっち~!」とか、「この数字の方が好き~!」って感じで選んでしまっている方も多いかもしれませんね。
でも、知っている方にはこれも簡単な話かもしれません。
答えはカンチャンターツの方が優れているターツなんですよ。
これは何故かと言いますと…
ヒントはリャンメンターツにあります。
組み合わせ(シュンツ)を作る上で、リャンメンターツが優れたターツだというお話は前に述べました。
このリャンメンターツを作ることを考えると、カンチャンターツとペンチャンターツでは若干の差があるのです。
それではペンチャンターツをリャンメンターツに変化させるケースを考えてみましょうか。
例えば12のペンチャンターツをリャンメンターツに変化させる場合です。
12に4を引いて1を切る。
そうすると24のカンチャンターツになりますね。ここに5を持ってきて2を切ると45というリャンメンターツが完成します。
ということは、ペンチャンターツをリャンメンターツに変化させるのは2手掛かるんですね。
次にカンチャンターツの場合を考えてみましょう。
13のカンチャンターツをリャンメンターツに変化させる場合です。
これは13に4を引けば、1を切って34のリャンメンターツに変化しますね。
ですから、カンチャンターツはリャンメンターツに1手で変化することが出来るということなんですね。
ここまでお話すれば皆さんおわかりですね。
カンチャンターツとペンチャンターツでは、カンチャンターツの方がリャンメンターツに変化しやすいため、カンチャンターツの方が優れたターツだと言えるのですね。
「そんなこと知ってるよ!」とか、「へぇ~知らなかった!」とか、いろんな意見があるかと思います。今回の内容は少し簡単だったかもしれませんね。
このお話では少し物足りないと感じる方へ次回の予告をしておきましょうか。
それは、カンチャンターツの変化と尖張牌についてです。
特に、尖張牌についてはいろいろな場面で重要な役割を果たしてきます。
今回のペンチャンターツについても、この尖張牌の役割のおかげで扱いにくいターツになってしまっているんですよね。
といったことを、次回以降に深く掘り下げていこうと思います。
今回はそのための入り口という事で易しい内容になっていますけど、これからどんどん面白くなっていきますからね~!
それじゃまた次回以降をお楽しみに!望月でした~!
グランプリMAX、負けちゃいました…。
ダメな所が多く出てしまっただけに、負けて当然かなって思っている反面、僅か500点差での敗退は、悔しいという気持ちを通り越してただ茫然といったところでしたね。
グランプリMAXを終えてから気が抜けてしまったせいか、一気に体調を崩してしまい、フラフラの中これを書きはじめようとしてます。
ってことで対局についての詳しい内容はまたの機会に書くことにして…
今回は前回の続き、ターツについての話をしたいと思います。
まず、ターツの話の前に組み合わせのお話を。
麻雀においての組み合わせってどんな形があるか知っていますか?
麻雀における組み合わせの事をメンツと言いますよね。そのメンツには大きく分けて2種類、順子(シュンツ)と刻子(コーツ)があるのはご存じですよね。
それじゃあ、シュンツとコーツではどっちが作りやすいのでしょうか?
答えはシュンツですよね。
コーツは4枚しかない同じ牌を3枚揃えないといけない中、シュンツはいろいろな組み合わせを作ることが出来るからなんですよね。
ということは、シュンツを上手に作ることが、組み合わせを上手に作る事に繋がるわけなんですよ。そしてそのシュンツの前段階、塔子(ターツ)を上手に作ったり選別することが出来れば、きっとたくさんのアガリに結びつくはずなんですよね~。
前置きは長くなりましたが、ターツについてもう少し深く掘り下げてみることにしましょうか。
一口にターツと言っても、いろいろな種類があります。
・ペンチャンターツ
・カンチャンターツ
・リャンメンターツ
この3種類のターツがあるんですけどご存じでしたか?
このターツを使い分けることで、組み合わせを上手に作っていく事ができるんですよ。
まずは『ペンチャンターツ』から。
ペンチャンターツというのは、12や89といった形です。端が決まっている形で、マンズ、ピンズ、ソウズにそれぞれ2種類、合計6種類のペンチャンターツがあるのですよ。
次は『カンチャンターツ』です。
これは、シュンツの真ん中を求める形ですね。
13、24、35、46、57、68、79とそれぞれの色に7種類、合計21種類のカンチャンターツがあるのです。
そして最後に『リャンメンターツ』です。
リャンメンターツは、左右どちらの牌を持ってきてもシュンツになるターツで、23、34、45、56、67、78とそれぞれに6種類、合計18種類のリャンメンターツがあります。
さてここで質問です。
シュンツを作るのに、一番作優れているターツは何だと思いますか???
答えは…
簡単ですよね。これはリャンメンターツです。
左右どちらの牌を引いてもシュンツになるのですから、カンチャンターツやペンチャンターツに比べて、二倍の確率でシュンツが作りやすいと言えるのではないでしょうか。
それじゃぁ…
どちらも受け入れ枚数が一枚ずつの、ペンチャンターツとカンチャンターツでは、どちらの方が優れているターツだと思いますか???
これはちょっと難しいですよね~。
感覚的に、「今日はこっち~!」とか、「この数字の方が好き~!」って感じで選んでしまっている方も多いかもしれませんね。
でも、知っている方にはこれも簡単な話かもしれません。
答えはカンチャンターツの方が優れているターツなんですよ。
これは何故かと言いますと…
ヒントはリャンメンターツにあります。
組み合わせ(シュンツ)を作る上で、リャンメンターツが優れたターツだというお話は前に述べました。
このリャンメンターツを作ることを考えると、カンチャンターツとペンチャンターツでは若干の差があるのです。
それではペンチャンターツをリャンメンターツに変化させるケースを考えてみましょうか。
例えば12のペンチャンターツをリャンメンターツに変化させる場合です。
12に4を引いて1を切る。
そうすると24のカンチャンターツになりますね。ここに5を持ってきて2を切ると45というリャンメンターツが完成します。
ということは、ペンチャンターツをリャンメンターツに変化させるのは2手掛かるんですね。
次にカンチャンターツの場合を考えてみましょう。
13のカンチャンターツをリャンメンターツに変化させる場合です。
これは13に4を引けば、1を切って34のリャンメンターツに変化しますね。
ですから、カンチャンターツはリャンメンターツに1手で変化することが出来るということなんですね。
ここまでお話すれば皆さんおわかりですね。
カンチャンターツとペンチャンターツでは、カンチャンターツの方がリャンメンターツに変化しやすいため、カンチャンターツの方が優れたターツだと言えるのですね。
「そんなこと知ってるよ!」とか、「へぇ~知らなかった!」とか、いろんな意見があるかと思います。今回の内容は少し簡単だったかもしれませんね。
このお話では少し物足りないと感じる方へ次回の予告をしておきましょうか。
それは、カンチャンターツの変化と尖張牌についてです。
特に、尖張牌についてはいろいろな場面で重要な役割を果たしてきます。
今回のペンチャンターツについても、この尖張牌の役割のおかげで扱いにくいターツになってしまっているんですよね。
といったことを、次回以降に深く掘り下げていこうと思います。
今回はそのための入り口という事で易しい内容になっていますけど、これからどんどん面白くなっていきますからね~!
それじゃまた次回以降をお楽しみに!望月でした~!