ASAPINの麻雀コラム
2014年08月28日(木)
| ASAPIN
天鳳名人戦第二節③
こんにちはー、ASAPINです。
なんとか3戦目まできました!
・・・が、天鳳名人戦第三節はなんともう明日!
4戦目の分も検討と画像保存までは終わっているんですが、なぜか3戦目と4戦目の画像の合計枚数が50枚弱に。
とても一個の記事にはしきれないということで、泣く泣く二つに分けることにしました・・・
ということで、明日の昼にもう一つコラムを更新することになりそうです。
個人的には対局の調整にもなっていいんですが、読む側は「ちゃんと定期更新してくれ!」って言いたくなりますよね。ゴメンナサイm(_ _)m
それでは第3戦目です!今回もASAPIN→石橋プロ→多井プロ→太くないおの順に見ていきましょう!
①ASAPIN
まずは自分の視点から。
上家に打たれた4。皆さんは鳴きますか?
多分鳴かない人が多いと思います。
一応シャンテン数は進みますが、一通やメンタンピンなどが狙える手から形のよくない1000点の手にするのはあまりいい仕掛けには見えないですよね。
僕は、受け入れの自由度にかなり差があると感じたので思い切って仕掛けてみました。
結果的にはテンパイと同時に二軒リーチに挟まれて降りることになりましたが、もしリーチより先に和了れていれば非常に大きい和了になっていたので、仕掛けた価値はあったかなと思います。
もちろんツモによっては前に出過ぎないようにブレーキを掛けることも忘れずに。
これはぬるいですね。反省!
通りそうな待ちでの七対子リーチですが、場況的にいいわけでもなく、周りもすぐにテンパイしそうな捨て牌。
追っかけられた時に真っ青になるこのリーチはちょっとリスキーすぎたかなと思います。結果2900放銃。
⑨待ちダマが良さそうです。
南3局、上家から打たれた一を鳴くか?
南3局の微差トップ目、リーチを極力打ちたくない状況なので、何か役をつけたいところです。
この手でつけられる役というと一通が最有力なので、ここは確実にチー。
一応ホンイツも少し見たのと、ここで七を切るともう一つ萬子を仕掛けた時に一通が露骨になりすぎるのでまずは6を切りました。
対面と上家に打たれた東を両方スルー。
ホンイツも見ながらポンをする人もいそうですが、この局の課題は「振り込まないことを最優先に可能なら和了を拾うこと」なので、
安全牌の東は大事な大事な生命線。僕は仕掛けない方がいいと思います。この後に出た9pなら喜んでポンします。
なんとか安全な形を維持したまま和了を拾うことができました!
こういった僅差のオーラス付近では、放銃率を増やさずに和了に向かう仕掛けが非常に大事だと思います。
この和了が生きて一回戦はトップ(*´ω`*)
②石橋プロ
お次は石橋プロ視点。
まずは東1局。この赤⑤を切ってダマ。
・・・からの空切りリーチ。
赤⑤が宣言牌なので傍テンが警戒されるわけではなく、ペン③待ちは永続的に危険に映るので即リーとほぼ差がない気がするんですが・・・
石橋さんの頭の中でどんな黒い考えが巡ってたんでしょうか(笑)
好形リーチと思わせたかったのかも?
フリテン含みのターツを残してのチー→打6。
フリテンの不安が残るので一見6を残した方が良いように見えますが、状況判断を含めるとこのタイミングでの打6が妙手。
他家は今のところ好き勝手に索子を処理して手を進めていますが、ここで石橋プロにチー→打6とされると、さすがに無茶はできなくなります。
上家も放銃する危険のある牌まではおそらく打ってこないので、逆に現物の1を合わせてくれる可能性があり、14sは決して悪いターツではありません。
どの道テンパイしてもツモ専のような手なので、ならばフリテンを気にせず他家の打牌を制限しながら和了に向かう方が和了率は高くなるはずです。
・・・と、牌譜を見れば説明できてもこれを実戦で判断するのってめちゃくちゃ大変なんですよ!
他家の動向をよく見ている石橋プロらしい素晴らしい一手だと思います。
前回はなぜか悪いところしか挙げなかったので、このくらい持ち上げとけばいいですかね?(笑)
③多井プロ
続いて多井プロ。今回は一個だけでした。
・・・うーん難しい。
發⑥9三が打牌候補。ドラが6であること、9が二枚切れていること、三色目があること、發が1枚切れであることが打牌選択を難しくしています。
個人的には⑥が好みなんですが、ホントに難しくて正解がよくわかりません。
結構単純な問題なのに難しいのでTwitterで聞いてみようかな?
④太くないお
最後は太くないお。
この②は少し暴牌に見えます。
牌理的に否定されている牌でも無いので僕は⑤→⑥と落としていきそう。
そもそも押し返せる手格好ではない気がします。
小姑のごとく、他の天鳳位には辛口で(笑)
すみません、画像ちょっと間違えました!
この次のツモ番で手詰まって打③で放銃。
完全安牌のない状態で候補は③か七か7か2くらいなんですが、僕は七を切ります。時間切れまでに考えられればですが・・・
ドラ表示牌ではあるんですが、石橋さんがリーチした時点で場には2枚見えの牌。
二枚切れペン七で石橋プロがリーチするかというと恐らくしなさそうですし、見えている牌の枚数的にも③よりだいぶ通りやすそうに見えます。
状況判断の難しい選択。
全員が仕掛けている状態で、恐らく一番警戒しなければいけない親に後々危険になりそうなのが八と6。
貪欲に和了に向かうなら打八、少し安全に和了に向かうなら打7、降りるorお茶を濁すなら①か九といったところでしょうか。
僕はこの段階ならまだ打てると判断して八から切ってまだ真っ直ぐ和了に向かいそうです。
これも難しいのでTwitterで聞いてみます!
3回戦はこんなところでした。真面目に牌譜検討してるだけで、文章も構成も何も面白くできなくてゴメンナサイ!
明日は名人戦の直前に4回戦の更新!・・・できたらいいな・・・