望月 雅継の麻雀コラム
2016年10月18日(火)
| 望月 雅継
私が紹介したい麻雀プロ達 ~古橋崇志編~
皆さんこんにちは。望月です。
私が紹介したい麻雀プロ達という事で、私望月がお世話になった方や、共に協力したり戦っていた仲間たちの事を紹介していこうと思っています。
私しか知らないことや、プライベートの意外な一面や秘密の素顔を紹介出来たらなって思っていますよ。この人の事を聞いてみたい~ってリクエストもお待ちしておりますので、是非楽しみにしてくださいね!
今回は、見事B1リーグを優勝し悲願のA2リーグ昇級を決めた、古橋崇志プロです!
連盟チャンネルの名実況でおなじみの古橋プロも、実は私たちと同じ静岡支部の一員なんですよね。彼についてはまだまだ知らない方もたくさんいらっしゃると思いますので、今日はいろんな側面の古橋プロをお伝えできればと思っていますよ。
古橋プロと初めて会ったのは、彼がまだ十代の頃。私がお店を構え、静岡支部を立ち上げた頃でした。私のお店Lookupにお客様として来店したのが出会いです。
「麻雀が大好きで…モンドを良く見てるんですけど。麻雀プロに興味があって。」
「自分は滝沢プロのファンです!」
こんな会話をしたような気がします。
当時の彼はまだ未成年でしたから、今よりももっと若々しく、もっとスリムだったんですよね~。それでいて人懐っこい性格から、私をはじめ猿川プロ、日吉プロと仲良くなるのも早かったように思います。プロ入りする前から、みんなに愛されるキャラだったと思います。
そんな彼が、
「麻雀プロになりたいです!」
と言ってくるのも出会ってからすぐのことでしたね。
半年後21期のプロテストを合格し、すぐに私達静岡支部の一員になりました。
彼が支部に入ってからの支部員の活躍は目覚ましく、いろいろな大会の決勝戦に一緒に出向いては応援するといった事が、古橋プロのモチベーションを上げることに一役買っていた事は間違いないでしょう。
麻雀プロを夢見て静岡支部の門を叩いた古橋プロですから、麻雀プロになることはそれほど難しくなかったと思います。熱意は十分ですから、基本的な知識を身に着けたり、筆記テストについての勉強も苦にしなかったはずです。
しかし肝心の雀力は…というと、正直全く向上しなかったというのが本音です(笑)
第8回の静岡リーグを優勝したものの、リーグ戦での成績はなかなか芳しくありませんでした。若くして麻雀プロになったということもあるのでしょうし、麻雀プロになることが夢だったということもあるのでしょう、なかなか結果が出ないこともあって、麻雀に対しての熱も少しずつですが冷めてきてしまっていたように感じていました。
程なくして、彼から休会したいとの連絡を受けました。
自分もプロになって数年後に休会した経験がありますから、彼の気持ちは痛いほどわかりましたし、気持ちをリフレッシュして新たな気持ちで麻雀と向き合ってくれることを願っていました。
とは言っても、それは一種の賭けでした。
麻雀が成長していくのは若い時代が一番ですし、彼が戻ってくる保証は全くないのですから。成長を見込める年代の時間はかけがえのない時間ですからね、思い切って目をつぶって送り出したことを昨日のことのように思い出します。
一年後…彼は人間として一回りも二回りも大きくなって帰ってきました。
いろいろな経験を積んだのでしょう。苦しいことも辛いこともたくさんあったと思います。今思い返せば、この休会こそが彼を飛躍的に成長させた一因だと感じています。
そして古橋プロは、人生を賭けた大きな決断をするのです。
地元浜松を離れ、上京して麻雀プロとして勝負することを決めました。
ここでも彼の良い面が発揮されます。
先程も話しましたが、彼の良い所はその人当たりの良さ。静岡時代に作った人脈を如何なく発揮し、なんと当時のロン2事務局に勤務することが決まったんですよ。
事務局にいればいろいろなプロと接する機会も増えますよね。彼の雀力はみるみるうちに向上していきました。彼にとっては、環境を変えてチャレンジすることが好結果を生むことに繋がったんですね。
最近の古橋プロとの絡みは、専ら事務的な事が多いのですが、彼が実況を務め、私が解説するといった機会も増えてきました。実況の仕事を通じて話をすると、彼の実力が着実に向上している事を強く感じますね。彼自身の映像対局を見ても、落ち着いて対局していることも良く伝わりますし、良いプレー、悪いプレーがどういうものなのかを理解して戦っていることが良く伝わります。彼の長所は人から良いモノを吸収する能力に長けているんですね。今と同じように、連盟チャンネルに携わる仕事を続けていけばこの先はもっともっと素晴らしい選手に成長してくれるんじゃないかと密かに期待しています。
そんな古橋プロとは、プライベートでの絡みは全くと言っていいほどありません。
自分自身、麻雀以外での麻雀プロとの付き合い方を考えているからかもしれませんが、二人で何かをしたとか、どこかに出かけたという記憶もないくらい、麻雀での関係が全てかもしれません。そんな彼が私に興味を持ってくれたことがあるんですよね。それは『服』です。
服と言っても対局で使うスーツやシャツ、ネクタイの趣味が合うみたいで、静岡にいるときは古橋プロから「望月さん、使わなくなったネクタイやシャツありますか?欲しいです!」って良く言われたものです。麻雀プロにとってスーツ姿は勝負服なのですが、彼にはかなりの数のスーツやシャツをプレゼントした記憶がありますよ。もう捨てちゃったかもしれないけど(笑)
そんな彼ももうA2リーグ。早ければ来期対戦する可能性があるなんて、本当に嬉しく思っています。自分と共に戦ってきた仲間たちと同じ舞台で戦えるなんて、こんなに嬉しいことはないですからね。彼に負けてはいられないって思っていますが、これからも彼の活躍や成長を期待していきたいって心から思っています。
今回はこんな感じ。皆さんいかがでしたか?
次回はどんなプロが登場するのでしょうか?皆さんお楽しみに♪
それじゃまた。望月でした~!
私が紹介したい麻雀プロ達という事で、私望月がお世話になった方や、共に協力したり戦っていた仲間たちの事を紹介していこうと思っています。
私しか知らないことや、プライベートの意外な一面や秘密の素顔を紹介出来たらなって思っていますよ。この人の事を聞いてみたい~ってリクエストもお待ちしておりますので、是非楽しみにしてくださいね!
今回は、見事B1リーグを優勝し悲願のA2リーグ昇級を決めた、古橋崇志プロです!
連盟チャンネルの名実況でおなじみの古橋プロも、実は私たちと同じ静岡支部の一員なんですよね。彼についてはまだまだ知らない方もたくさんいらっしゃると思いますので、今日はいろんな側面の古橋プロをお伝えできればと思っていますよ。
古橋プロと初めて会ったのは、彼がまだ十代の頃。私がお店を構え、静岡支部を立ち上げた頃でした。私のお店Lookupにお客様として来店したのが出会いです。
「麻雀が大好きで…モンドを良く見てるんですけど。麻雀プロに興味があって。」
「自分は滝沢プロのファンです!」
こんな会話をしたような気がします。
当時の彼はまだ未成年でしたから、今よりももっと若々しく、もっとスリムだったんですよね~。それでいて人懐っこい性格から、私をはじめ猿川プロ、日吉プロと仲良くなるのも早かったように思います。プロ入りする前から、みんなに愛されるキャラだったと思います。
そんな彼が、
「麻雀プロになりたいです!」
と言ってくるのも出会ってからすぐのことでしたね。
半年後21期のプロテストを合格し、すぐに私達静岡支部の一員になりました。
彼が支部に入ってからの支部員の活躍は目覚ましく、いろいろな大会の決勝戦に一緒に出向いては応援するといった事が、古橋プロのモチベーションを上げることに一役買っていた事は間違いないでしょう。
麻雀プロを夢見て静岡支部の門を叩いた古橋プロですから、麻雀プロになることはそれほど難しくなかったと思います。熱意は十分ですから、基本的な知識を身に着けたり、筆記テストについての勉強も苦にしなかったはずです。
しかし肝心の雀力は…というと、正直全く向上しなかったというのが本音です(笑)
第8回の静岡リーグを優勝したものの、リーグ戦での成績はなかなか芳しくありませんでした。若くして麻雀プロになったということもあるのでしょうし、麻雀プロになることが夢だったということもあるのでしょう、なかなか結果が出ないこともあって、麻雀に対しての熱も少しずつですが冷めてきてしまっていたように感じていました。
程なくして、彼から休会したいとの連絡を受けました。
自分もプロになって数年後に休会した経験がありますから、彼の気持ちは痛いほどわかりましたし、気持ちをリフレッシュして新たな気持ちで麻雀と向き合ってくれることを願っていました。
とは言っても、それは一種の賭けでした。
麻雀が成長していくのは若い時代が一番ですし、彼が戻ってくる保証は全くないのですから。成長を見込める年代の時間はかけがえのない時間ですからね、思い切って目をつぶって送り出したことを昨日のことのように思い出します。
一年後…彼は人間として一回りも二回りも大きくなって帰ってきました。
いろいろな経験を積んだのでしょう。苦しいことも辛いこともたくさんあったと思います。今思い返せば、この休会こそが彼を飛躍的に成長させた一因だと感じています。
そして古橋プロは、人生を賭けた大きな決断をするのです。
地元浜松を離れ、上京して麻雀プロとして勝負することを決めました。
ここでも彼の良い面が発揮されます。
先程も話しましたが、彼の良い所はその人当たりの良さ。静岡時代に作った人脈を如何なく発揮し、なんと当時のロン2事務局に勤務することが決まったんですよ。
事務局にいればいろいろなプロと接する機会も増えますよね。彼の雀力はみるみるうちに向上していきました。彼にとっては、環境を変えてチャレンジすることが好結果を生むことに繋がったんですね。
最近の古橋プロとの絡みは、専ら事務的な事が多いのですが、彼が実況を務め、私が解説するといった機会も増えてきました。実況の仕事を通じて話をすると、彼の実力が着実に向上している事を強く感じますね。彼自身の映像対局を見ても、落ち着いて対局していることも良く伝わりますし、良いプレー、悪いプレーがどういうものなのかを理解して戦っていることが良く伝わります。彼の長所は人から良いモノを吸収する能力に長けているんですね。今と同じように、連盟チャンネルに携わる仕事を続けていけばこの先はもっともっと素晴らしい選手に成長してくれるんじゃないかと密かに期待しています。
そんな古橋プロとは、プライベートでの絡みは全くと言っていいほどありません。
自分自身、麻雀以外での麻雀プロとの付き合い方を考えているからかもしれませんが、二人で何かをしたとか、どこかに出かけたという記憶もないくらい、麻雀での関係が全てかもしれません。そんな彼が私に興味を持ってくれたことがあるんですよね。それは『服』です。
服と言っても対局で使うスーツやシャツ、ネクタイの趣味が合うみたいで、静岡にいるときは古橋プロから「望月さん、使わなくなったネクタイやシャツありますか?欲しいです!」って良く言われたものです。麻雀プロにとってスーツ姿は勝負服なのですが、彼にはかなりの数のスーツやシャツをプレゼントした記憶がありますよ。もう捨てちゃったかもしれないけど(笑)
そんな彼ももうA2リーグ。早ければ来期対戦する可能性があるなんて、本当に嬉しく思っています。自分と共に戦ってきた仲間たちと同じ舞台で戦えるなんて、こんなに嬉しいことはないですからね。彼に負けてはいられないって思っていますが、これからも彼の活躍や成長を期待していきたいって心から思っています。
今回はこんな感じ。皆さんいかがでしたか?
次回はどんなプロが登場するのでしょうか?皆さんお楽しみに♪
それじゃまた。望月でした~!