仲田 加南の麻雀コラム
2017年09月22日(金)
| 仲田 加南
病魔
6月某日、帰宅すると突然声が出なくなり、急激な喉の渇きと締め付けられる感じとで、呼吸が困難になった。
ハァハァと浅い呼吸を繰り返し、パニックになりつつも、救急車を呼ぶなら入院の準備をした方がいいのではないか?
検査とかしやすい服に着替えた方が良いのではないか?
でもその前に外の空気が吸いたい…
と、裸足のまま外に飛び出し早歩きで家の近くを歩き回った。
すると次第に声が戻り、喉の違和感は消えないものの、なんとか正気になることが出来たので、救急車は呼ばずに後日病院に行くことにした。
この日から、私の地獄のような日々が始まった。。。
耳鼻咽喉科→扁桃腺の腫れ、アレルギー性鼻炎と診断され大量の薬を貰う。
1週間ほど様子をみてみたが、全く喉の息苦しさは消えず、毎晩泣きながら家の回りを徘徊した。
食べれない、眠れない、不安が消えない。
眠れずに過ごした翌朝、大きな大学病院に行った。
1週間まともに寝てない、食べてない状態で、歩くのもふらふらなのに、朝の8時~17時までかかった。(ほぼ待ち時間)
それなのにほとんど収穫なし。
耳鼻科でカメラを飲み、喉にポリープなどないこと、少し扁桃腺が腫れてること、喉が凄く狭いことを指摘され、とりあえず減量してみてくださいと、若い先生に笑いながら言われる。(太りすぎると脂肪で喉も狭くなる)
精神科もすすめられ、いきましたが、、、少しぶりっ子な若い女医さんの話し方には腹が立つだけで何も得ることができませんでした。
パニックの症状が軽すぎる。
もし睡眠時無呼吸症候群なら、安定剤や睡眠薬は危険だから薬も出せない。
我慢できるでしょう。
と。。。
こんな不快な思いをして、請求額は立派です。カウンセリングって呼べる代物じゃないでしょうに、3時間以上待たされただ20分話しただけで、高額な請求をされました。
私はもう、悔しくて悲しくて、鼻も喉も苦しくて、涙が止まりませんでした。
そんな私を心配した案内ステーションみたいなところの人が、近くの内科を紹介してくれました。
本当はこのまま倒れてしまいたいくらい疲れていましたが、力を振り絞って普通の内科に移動しました。
そちらの渋い60歳前後の先生は、すぐに『逆流性食道炎』だね、と言いました。
食後に苦しくなること、動いてると楽になること、喉はなんともないのに喉が痛いこと。(喉ではなく、胃酸で食道が焼けてる可能性が高い)
食事を気を付けること、なるべく横にならないことを注意され、胃酸をおさえる薬をくれました。
しかし、まだまだつらい日々は続きました。
朝方少しだけうとうとして、起きた瞬間から胸騒ぎと不安が押し寄せてきて、じっとしてられないのです。
誰かに助けてほしい、大丈夫だと言ってほしい。
心臓はばくばくで、喉はからっからに喉同士がはりついている。
実家に電話をしてもそれどころじゃないと、自業自得だと説教をされ、、、
行くあてがないので家から左右に5駅離れてるマッサージ店のハシゴをしたり、カイロや整体や鍼に行ったり、ちょっと雀荘に行ってみたり。。。(麻雀も1~2回で限界に)
そして夜になるとまた、ひどいパニックが訪れます。
けっきょく一度もしませんでしたが、いつも救急車を呼ぶために自殺をしてみるか、そればかり考えていました。
どこかはっきりと怪我とかすれば、入院できるかもなと。
ああ、これが病むということか…。
大好きだった煙草が嫌いになり、大好きだった食事もおやつも興味がなくなりました。
食べれば更に苦しくなるから。
満腹時が一番つらいので、また空腹の方がマシなんです。
しかしいっぺんに好きなものを失うことは、私の生きる気力も失うということ。
このままじゃヤバイ、そう思えば思うほど、私の呼吸は苦しくなるのでした。
(続く)
ハァハァと浅い呼吸を繰り返し、パニックになりつつも、救急車を呼ぶなら入院の準備をした方がいいのではないか?
検査とかしやすい服に着替えた方が良いのではないか?
でもその前に外の空気が吸いたい…
と、裸足のまま外に飛び出し早歩きで家の近くを歩き回った。
すると次第に声が戻り、喉の違和感は消えないものの、なんとか正気になることが出来たので、救急車は呼ばずに後日病院に行くことにした。
この日から、私の地獄のような日々が始まった。。。
耳鼻咽喉科→扁桃腺の腫れ、アレルギー性鼻炎と診断され大量の薬を貰う。
1週間ほど様子をみてみたが、全く喉の息苦しさは消えず、毎晩泣きながら家の回りを徘徊した。
食べれない、眠れない、不安が消えない。
眠れずに過ごした翌朝、大きな大学病院に行った。
1週間まともに寝てない、食べてない状態で、歩くのもふらふらなのに、朝の8時~17時までかかった。(ほぼ待ち時間)
それなのにほとんど収穫なし。
耳鼻科でカメラを飲み、喉にポリープなどないこと、少し扁桃腺が腫れてること、喉が凄く狭いことを指摘され、とりあえず減量してみてくださいと、若い先生に笑いながら言われる。(太りすぎると脂肪で喉も狭くなる)
精神科もすすめられ、いきましたが、、、少しぶりっ子な若い女医さんの話し方には腹が立つだけで何も得ることができませんでした。
パニックの症状が軽すぎる。
もし睡眠時無呼吸症候群なら、安定剤や睡眠薬は危険だから薬も出せない。
我慢できるでしょう。
と。。。
こんな不快な思いをして、請求額は立派です。カウンセリングって呼べる代物じゃないでしょうに、3時間以上待たされただ20分話しただけで、高額な請求をされました。
私はもう、悔しくて悲しくて、鼻も喉も苦しくて、涙が止まりませんでした。
そんな私を心配した案内ステーションみたいなところの人が、近くの内科を紹介してくれました。
本当はこのまま倒れてしまいたいくらい疲れていましたが、力を振り絞って普通の内科に移動しました。
そちらの渋い60歳前後の先生は、すぐに『逆流性食道炎』だね、と言いました。
食後に苦しくなること、動いてると楽になること、喉はなんともないのに喉が痛いこと。(喉ではなく、胃酸で食道が焼けてる可能性が高い)
食事を気を付けること、なるべく横にならないことを注意され、胃酸をおさえる薬をくれました。
しかし、まだまだつらい日々は続きました。
朝方少しだけうとうとして、起きた瞬間から胸騒ぎと不安が押し寄せてきて、じっとしてられないのです。
誰かに助けてほしい、大丈夫だと言ってほしい。
心臓はばくばくで、喉はからっからに喉同士がはりついている。
実家に電話をしてもそれどころじゃないと、自業自得だと説教をされ、、、
行くあてがないので家から左右に5駅離れてるマッサージ店のハシゴをしたり、カイロや整体や鍼に行ったり、ちょっと雀荘に行ってみたり。。。(麻雀も1~2回で限界に)
そして夜になるとまた、ひどいパニックが訪れます。
けっきょく一度もしませんでしたが、いつも救急車を呼ぶために自殺をしてみるか、そればかり考えていました。
どこかはっきりと怪我とかすれば、入院できるかもなと。
ああ、これが病むということか…。
大好きだった煙草が嫌いになり、大好きだった食事もおやつも興味がなくなりました。
食べれば更に苦しくなるから。
満腹時が一番つらいので、また空腹の方がマシなんです。
しかしいっぺんに好きなものを失うことは、私の生きる気力も失うということ。
このままじゃヤバイ、そう思えば思うほど、私の呼吸は苦しくなるのでした。
(続く)