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望月 雅継の麻雀コラム

2011年02月01日(火)

育成システム

ど~も。望月です。

もう二月ですね~。月日が過ぎるのもあっという間。
この原稿を書いているのは一月下旬なのですが、自分も含め、周りがみんなリーグ戦最終節のことについていろいろと意識し始めています。

最終節って独特の雰囲気があるんですよね~。
結果によっては、今まで積み上げてきたものが一瞬にして無駄になってしまうんですから…切ない世界だと思います。


望月はというと、なんら変わりない生活をしてるんですね~。
ただ、体調管理だけは万全にしておかなきゃって考えてます。

ちゃんと手洗いとうがいをして、しっかり睡眠を取って(これは若干守れていませんが)、美味しいモノいっぱい食べて(こちらはバッチリです!)、健康体で対局を迎えられるように準備だけは怠らないようにって。

で、無事に一年のリーグ戦を終えることができたら、今度は体作りを本格的に始めるつもりです。そのためにも今はいっぱい栄養を蓄えなきゃって思ってるんですよ。過酷な減量の前にね。


リーグ戦については、また次回に書かせてもらうとして…


もう春はすぐそこまできてますね~。
プロ連盟も、リーグ戦が終われば『鳳凰位決定戦』と『グランプリMAX』で年度末になります。

春は出会いと別れの季節。
今年度を持ってプロから卒業する仲間たちがいることは寂しいことですが、その反面、新たな夢を抱いてこの世界に飛び込んでくる若者たちが多くいることは喜ばしいことです。

今、プロって何人いるのかな?
ちょっと気になって調べてみることにしました。

プロ連盟が約550人
最高位戦が約170人
プロ協会が約250人
RMUが約30人
ミューが約50人(ツアー選手含む)
101が約30人
棋士会が約10人

細かい数字は違うかもしれませんし、他にも団体があるかもしれませんけどざっとこんな感じです。

だから今現役の麻雀プロは約1000人くらいなのかな~。
団体に所属していないフリープロや、元プロを合わせたらどれくらいいるんでしょうね?


で、ここからが大事なところ。

今プロを目指している人たちや、プロになって日の浅い新人プロたちをどうやって育てていくかってことを考えてみたいのです。

麻雀という不確定要素の強い競技の中で、結果を出し続けることのできる強者はほんの一握りです。

持って生まれた才能や強運を持ち合わせているプロは良いのでしょうが、そんなプロはあまりいないでしょうね。もちろん私も何にも持っていませんし、さらに知識も技術も全くなかったわけですから。

それでも強い想いだけでなんとかプロにさせてもらったのですが、やはりそこからが大変でした。プロになって数年間は、自分を成長させる環境が全くなかったのですから。

麻雀というゲームの性質上からでしょうか、経験則でお話させてもらいますと、独学での成長を求めるのにはやはり限界があります。いろいろな人に知識を教えてもらったり、たくさんの仲間で学ぶことによって成長効率がグンと上昇するのです。


ですから、プロになる前の教育機関で基本的な部分を教え、プロになってからの育成機関で応用や実戦的な部分を教えるといったシステムを作り上げることが、麻雀そのもののレベルをあげ、また麻雀プロのレベルを引き上げることになるのではないかと考えています。


本来は、大きな力で動き出せば事は早く進むのでしょうが、そうは言っていられないのが現実です。それではどうしたらいいのか?

私たちプロ連盟のプロテスト実行委員会では、従来とは異なった形のプロテストを行おうと日々模索しています。こういった場所で詳しくお話できないのは残念ですが、私がプロになった十数年前にこういった環境があったらなと、本当にうらやましく思います。

また、私たち静岡支部でも、望月個人でも、プロや麻雀愛好者の方を対象にレベルアップするような内容の勉強会を行っているのです。

こういった形がもっと広がり、教えたり伝えたりする方のスキルアップが生じ、また組織として麻雀を取り巻く環境整備が行われれば、皆さんにとってもっと素敵な世界になるのでしょうけどね。

個人レベルで出来ること、組織として出来ることを、それぞれで考え、それを実行に移すことが出来る様に、未来の有望な若者の為に頑張っていきたいと考えています。


私たちが生きている間に出来ることは少ないのかもしれませんね。
でも、何十年、何百年経っても、麻雀が日本の文化として伝承していけるように、今出来ることを今やらなくてはと強く思います。

一人一人の小さな力が大きな力となって、業界全体を動かすことの出来る様に、ちっちゃなことからコツコツと、望月は頑張りますよ~!

それじゃまた~。