夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2020 チーム戦準決勝レポート

東京の夏目坂スタジオにて、夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2019　チーム戦準決勝が開催されました。
システムは東日本リーグ9チーム、西日本リーグ3チームが3組に分かれて対局。
トップが翌日の決勝に進出し、2着チームと3着で一番ポイントのあるチームは敗者復活戦に回ります。
敗者復活戦1半荘でトップを獲ったチームがそのまま決勝へ進出します。

A組
イーソー　　　　　　千代　ちせ（最高位戦）大橋　美紀（最高位戦）
ロン２　　　　　　　高宮　まり（連盟）菅原　千瑛（連盟）東城　りお（連盟）
麻雀BULL梅田店　　　中川　由佳梨（連盟）山脇千文美（連盟）大久保朋美（連盟）
麻雀ニュージェネch　瑞原　明奈（最高位戦）丸山　奏子（最高位戦）みあ（協会）

１回戦
東家　ロン２　　　　　　　菅原　千瑛プロ
南家　麻雀ニュージェネch　みあプロ　　　
西家　麻雀BULL梅田店　　　大久保　朋美プロ　
北家　イーソー　　　　　　大橋　美紀プロ

A組はMリーガーが3人もいるA組。
イーソーチームは大橋プロが先発です。東２局に大久保プロが
一二三四伍六八九⑧⑧東東東　ドラ⑧　の3000/6000をツモあがり、その後も加点をして大トップとなる。
イーソーチーム大橋プロはラス目からラス親で連荘し２着で１回戦を終えた。

２回戦は配信卓の裏で開催されました。

ここでニュージェネchチーム　丸山プロがトップ。
イーソーチームはラスとなります。
登板したのは1回戦に続いて大橋プロ。
千代プロが「Mリーガーと対局しておいで」と送り出しておりました。

最終戦は
麻雀BULL中野店　中川　由佳梨プロ（連盟）+36.1
ロン２　高宮　まりプロ（連盟）▲31.8
麻雀ニュージェネch　瑞原　明奈プロ（最高位戦）+35.3
イーソー　千代　ちせプロ（最高位戦）▲39.6

の並びでスタートとなりました。
イーソーチームの条件はトップかつBULLとニュージェネのポイント勝負となります。
非常に厳しい条件となりました。

千代プロはトップを獲りましたが、ニュージェネチーム　瑞原プロが南場で３連続でアガりきり見事にトップ通過。
BULL中野店もマクりきれずにトータルポイント３着　+10.2となり、別卓の結果待ちとなります。

B組
柳元荘＆ZONE　日高　志穂（連盟）優希（アマ）
小岩RAKURAKU　中野　妙子（連盟）米崎　奈棋（協会）咲良　美緒（連盟）
麻雀さかえ　　古川　彩乃（最高位戦）満井　あゆみ（最高位戦）　杉浦　まゆ（連盟）　
麻雀CABO　　　石井　あや（最高位戦）冨本　智美（協会）井上　絵美子（連盟）

１回戦
麻雀さかえ　古川　綾乃プロ　　東家
柳元荘＆ZONE　優希さん　　　　南家
麻雀CABO　井上　絵美子プロ　　西家
小岩RAKURAKU　咲良　美緒プロ　北家

先発の柳元荘＆ZONEチームの優希さん。
東１局に2000/4000をツモあがるも、そのまま終わらせてはもらえない。
結果３着となりました。
２回戦は１回戦２着のさかえチームがトップ、１回戦１着の麻雀CABOチームが２着となり、連続３着の柳元荘＆ZONEチームは厳しい展開となります。

最終戦は
麻雀さかえ　満井　あゆみプロ　+89.3
小岩RAKURAKU　米崎　奈棋プロ　▲105.9
麻雀CABO　　　富本　智美プロ　+71.7
柳元荘＆ZONE　日高　志穂プロ　▲55.1

の並びでスタートしました。
日高プロは、A組のイーソーチーム同様、大きなトップ+並びが必要な場面。
しかし東場では満井プロ、米崎プロが連荘して加点します。
結果は最後もきっちりトップ目の満井プロがアガリきり、B組は麻雀さかえチームが決勝進出。
敗者復活戦は麻雀CABOチームが進出となりました。
柳元荘＆ZONEチームはここで敗退となりました。

C組
マーチャオ　　　涼宮　麻由（協会）高橋　樹里（最高位戦）
麻雀CABO渋谷店　浅見　真紀（最高位戦）西城　凛（連盟）小島　優（連盟）　　
SSC　　　　　 　西嶋　千春（最高位戦）大平　亜季（最高位戦）日向　藍子（最高位戦）
かめきたざわ　　小池　美穂（最高位戦）根本　佳織（最高位戦）相楽　美佳（最高位戦）

１回戦
かめきたざわ　　根本　佳織プロ
SSC　　　　　 　西嶋　千春プロ
麻雀CABO渋谷店　小島　優プロ
マーチャオ　　　涼宮　麻由プロ

の並びでスタートしました。
涼宮プロとは、直前に「ここになると出てくる選手の知名度も実力も高い」という話をしていたのですが
永世女流最高位+現女流最高位との同卓。
根本プロが飛び出しましたが、冷静に２着をきっちりとキープしました。

２回戦のマーチャオチームは高橋　樹里プロが出場。
配信卓ではなかったのですが、かなり緊張していた高橋プロでしたが、結果はトップ。
トータルトップで最終戦を迎えます。
控室に戻ってくると「ふわふわしてて足し算もできなかった」と言っておりました。

３回戦
SSC　　　　　　 大平　亜季プロ　▲22.6
麻雀CABO渋谷店　浅見　真紀プロ　▲60.7
かめきたざわ　　小池　美穂プロ　+22.2
マーチャオ　　　高橋　樹里プロ　+61.1

なんとしてもかめきたざわチームよりも上の着順で終わりたいマーチャオチーム。
一発で決勝進出を決めたいところです。
最終戦登板する高橋プロは、いろいろな条件を準備して最終戦を迎えました。が、
ここで超レアケース。
SSCチーム　西嶋プロとかめきたざわチーム　小池プロが同点トップとなります。
順位点分けの状況は想定外。
配信で条件計算で時間がかかったのはそこの確認でした。
ノーテン罰符でかめきたざわが２着に落ちると、最後は自力でかめきたざわチームから直撃を獲りマーチャオチームが決勝進出をきめました。

敗者復活のワイルドカードは、３位の中でポイントが高いイーソーチームが進出しました。

敗者復活戦

翌日の敗者復活は

麻雀BULL　　　中川　由佳梨（連盟）山脇千文美（連盟）大久保朋美（連盟）
麻雀CABO　　　石井　あや（最高位戦）冨本　智美（協会）井上　絵美子（連盟）
かめきたざわ　小池　美穂（最高位戦）根本　佳織（最高位戦）相楽　美佳（最高位戦）
イーソー　　　千代　ちせ（最高位戦）大橋　美紀（最高位戦）

の対局となりました。

敗者復活は半荘１回戦でトップをとったチームのみが通過。
並びは

麻雀BULL　　　中川　由佳梨プロ
かめきたざわ　根本　佳織プロ
麻雀CABO　　　石井　あやプロ
イーソー　　　千代　ちせプロ

どこかで見たような・・・と思いましたが、石井プロが東場でトップ目に立ち、そのまま押し切りました。
そう個人敗者復活戦でも同じように東場でトップに立ちそのまま通過しております。
その再現か？決勝最後の１席は麻雀CABOチームとなりました。
イーソーチームもここで敗退。しかし、千代プロは個人戦でも西日本リーグ代表として健闘しましたし、大橋プロは初出場ながら予選では大活躍しました。
来年出場してくるならば非常に楽しみなチームです。

これで西日本リーグからはマーチャオチームが進出となりました。
マーチャオチームにぜひ、優勝していただきたいものです。