和泉 由希子の麻雀コラム
2020年08月03日(月)
| 和泉 由希子
3つの願い
めちゃめちゃ久しぶりに、テレビを見ました。 我が家のテレビは基本ごんたさんしか使わない(私はもともと見ない)ので、私が自分の為だけにチャンネルをいじるのは、相当珍しいのです。 多分何年かぶりのテレビは、たまたま見つけた「世にも奇妙な物語」。 いやー。まだやってるんですね。 昔すごく好きでした。嬉しいわ。 その中の一話が「3つの願い」というお話でね。 ランプの精が3つの願いを叶えてくれるっていう、まぁベタベタな話なんですけど。 こういうのって見終わった後に、『3つのお願い、はて何にしよう?』って絶対考えちゃうよね! とりあえずすぐ思い付くのは「ごんたさんに幸せな人生を」とか。 でもこれじゃ抽象的すぎてねぇ。 今だって幸せそうなので、叶ったかどうかも分からんし。 そもそも受け付けてもらえるかも怪しいし。 具体的なヤツをと言われたら、昔から一つ決めてるのがあります。 「全世界の言語を喋れるようになりたい」 ドラえもんの道具で言うなら、ほんやくコンニャクってヤツです! なんて便利! 由希子さん、海外が好きなんですよ。 いつの日か、世界中を放浪する旅に出てみたいと思ってまして。(多分、叶えられずに終わる夢) しかし女一人じゃ何かと不安だし、どこに何があるのかも、いちいち調べるのめんどくさいじゃん。 そうした不安も、現地の人とコミュニケーションが取れるならばモーマンタイ。 なんでも人に聞きゃいいのです。 言葉の問題さえ無くなれば現地で働いたりも出来るし、なんやかや助けてくれる人もいそうだし。 結局大事なのは「人と繋がれる」ことよね。 しかもこの能力は更にお得なポイントがあって。 日本にいても、通訳として働ける! 麻雀プロで食えなくなっても、立派に「手に職がある人」がなれるのです。 どの国の言葉もオールオッケーなんて、引っ張りだこでしょ! 素晴らしいね! そして二つ目の願いは。。。 「どこでもドアが欲しい」 気が向いたら、世界中どこでも行ける! 私に日本は狭すぎるのでね。 アフリカの奥地で、原住民と仲良くなりたい!普通の旅行じゃ行かないような所に行きたい。 なのでこれはぜひ、ほんやくコンニャクとセットで欲しいね! もちろん仕事にも使えます。 地方ゲストが一瞬で行ける。 交通費無料となれば、呼んでくれるお店は間違いなく増えるでしょう。 自力で営業かけに行ってもいいしね。 全国各地にファンが増えるぞ! そして三つ目の願いが・・・。 特にないんですよ。困っちゃった。 だってこれねー。現実世界の個人的欲望じゃダメなんですよ。 例えば「結婚したい」とか言うじゃん。 素敵な人が現れて、恋をしたとするじゃん。 でも私、その人の気持ちが信じられなくなっちゃうもん。 「この人は魔法の力があるから一緒にいてくれるだけで、本当は私の事なんて好きじゃないんだわ。ウジウジ。」とか考えちゃうもん。 「タイトル戦で優勝したい」とかも一緒でさ。魔法の力で優勝したら、感動が薄れるじゃんね。だってそれはズルだもの。人にバレなくても、自分は分かってるんだもん。 私の夢は「祝勝会で号泣すること」なので、ズルじゃ泣けない。それじゃ意味ないの。 んで、いろいろ考えた結果。。。 結局、「お金ください」に落ち着きました。 ああ、なんてつまらない女。私なんて所詮そんなもんだな。 皆さんなら、3つの願いは何にします??