和泉 由希子の麻雀コラム
2021年03月26日(金)
| 和泉 由希子
大腸カメラ
大変ご無沙汰しております。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
お正月の挨拶を書こうと思ってたら、いつの間にか3月だったよ。びっくり。
なんとか生きてます。
さて先日。
人生初の大腸カメラを経験してきました。
区の健康診断で何かが引っかかり、大きな病院で検査をすることになりまして。
多分、お母さんが大腸ガンだったせいだと思うけど。
まぁもともと365日下痢体質なので、なんかあってもおかしくない。
しかも区の検診からの続きなので、お安く検査できるし。
とりあえず行ってみようと予約をとったら・・・。
これがまためちゃめちゃめんどくさい代物でした。
まず前日の食事は決められたレトルト品。
おかゆとか、具のない味噌汁とか。
飲み物も粉から溶かしたジュースで、正直全然美味しくなくて、ほとんど食べれず。
もちろん酒も飲めない。
お腹がすきすぎて、地味につらい。
そして下剤飲んで寝る。
もちろん夜中に何度か起きてトイレ。
眠い( ; ; )
当日は腸内洗浄をせねばならず、またお薬。
これがなんと2リットルもある液体。
見た目は透明なので、まぁ水みたいなモンかと油断したら、なんだこれは。クソまずい!
こんなまずいの、2リットルも飲めるか!と思ったけど、前日に一生懸命お酒を我慢したので、今更やめたらもったいない。。。
しょーがないので、なるべく冷やしました。
テキーラ飲む時を思い出し、なるべく味わわずに喉で飲み込む。うえっときたけど。
2リットルを二時間かけてゆっくり飲めと言われてるので、ダラダラしながら一人一気大会。
その間中、多分20回くらいトイレに行きました。
もちろん途中からは水しか出ない。純粋に濁りの無いキレイな水。
それでもなんとか役目を果たして病院に行き、やっとこさ本番。
お尻の穴からカメラを突っ込むのです。
麻酔も簡単なクリームだけだったし、まぁ別に辛いものでは無いんだろうと思っていたら。。。
ん?なんか痛い。いたたたた。お腹の中に鈍い痛みが走る。
深呼吸しながら黙って我慢してたけど、だんだん痛みが増してくる。
え、なにこれ、こんな痛いの?っていうか
「いったい!!!」
思わず声が出ました。
一度出したら、もう耐えられない。
「先生、痛い痛い!」
『大丈夫大丈夫。ゆっくり深呼吸してねー。』
いや、してます!なるべく力入れずに、ゆっくり深呼吸しようと努力はしてます!
「いたい・・いたい・・」(もはや涙がでてきた)
「・・全部で何分くらいかかるんですか?」
『うーん、30分くらいですね。』
そんなに!?
「あう!いたい!いたい!いたい!いや、もう無理かも・・・」←ギブアップ宣言。
『そんなに痛いですかー?昔、お腹の手術とかしました?』
「いや、ないです。。。」
『子宮内膜症とかは?』
「ないです。。。」
「あ、でも子宮内で出血してると言われたことはあります。入院って言われたけど、忙しかったので断って、別の病院も何軒か回って、結局よく分からないままなんですけど、なんとなく治ったので、うんちゃらかんちゃら」
↑別にこんな事説明しなくていいんだけど、喋ってた方が気が紛れる。
「ってか、痛い!ホントに痛い!」
いや、まじでね。めちゃめちゃ痛いんですよ。
お腹の中に細い針刺して、ビキーンと痺れるような痛みが走るんです。
痛過ぎてゼイゼイハアハア言ってたら、だんだん過呼吸気味になってきて、手足が痺れてきた。
もうホント無理って思ってたけど・・・
結局先生がやめてくれないので、なんだかんだ最後までやり切りました。
『お疲れ様でした。頑張りましたねー。ちょっと腸がねじれてたみたいです。大丈夫ですか?』
全然大丈夫じゃない・・と思ったけど、ゆきこは日本人なので
「はい、大丈夫です。」
ほんとは終わっても痛い。
なんなら翌日、寝て起きても痛かったです。
結果、問題は無く、キレイな腸ですねって言われました。
それは良かった。大変けっこう。
でももう、二度とやらんと決めました。
二度と!やらんぞ!!!