麻雀最強戦2021ファイナルを終えて

2021年12月12日に行われた麻雀最強戦2021ファイナル

セカンドステージA卓、B卓共に女性陣好調ムードの中、醍醐大プロと瀬戸熊直樹プロが共に素晴らしい選択の繰り返しで決勝進出を決めた

一緒に打っていても観ていても疲れるような濃い内容で決まった決勝メンバーは、醍醐大プロ、瀬戸熊直樹プロ、一瀬由梨プロ、そして私

決勝直前の心境はなんて素晴らしいファイナルなんだ！！！

手に汗握る白熱した戦いが続き、麻雀の面白さが全面に爆発してる

生きるか死ぬかの選択を何度も突きつけられ、命を削って戦っているようにも感じられる戦い

梶本プロに「ファイナルはやっぱりこんなに面白くなるんですね。」と話しかけたら「ここまでは中々ないよ。」とのお言葉

決勝戦への期待がさらに高まった瞬間

 

そして迎えた決勝戦

張り詰めた緊張感が続き集中力を全て卓上に向け続けた東4局

醍醐さんの糸が一瞬切れた

私の仕掛け、そこに瀬戸熊さんのリーチを受け瀬戸熊さんのリーチの現物の白で私への放銃

私をケアしていなかった訳ではない

ケアしていたからこそここまで残っていた白

いつだって手放すことはできた白だったが私の仕掛けをケアしたために打たなかった白

本当に打とうと思っていたのは瀬戸熊さんの現物で2枚切れの中だった

プロでもそんなミスするんだ

そうじゃない

これほどの緊張感これほどの重圧を受け続けて対局をすることなどプロでもそうあるものではない

人間の集中力は限られた時間しか持続しない

特に炎のように燃える集中力は持続することができないのだ

そこをうまく切り替えながら長時間の対局を打ち続ける

ほんの一瞬その瞬間がここにきてしまったのだ

隣の牌を切ってしまう

私も同じ経験があった

自分では訳がわからない

何故隣の牌を切ってしまったのか？

ただ思うのは、自分がこの素晴らしい壮大な映画のような対局を壊してしまったのではないか？

だが醍醐さんに対して私は全くそうは思わない

麻雀最強戦2021ファイナルで観せてくれた素晴らしい闘牌の連続

共に感じた決勝戦の重圧

一瀬さんが涙するほどの緊迫感の中

終始醍醐さんは穏やかだった

あんなに癒されるロンの発声を聞いたのは生まれて初めてだった

この緊迫感の中こんなに穏やかに麻雀を打てる人がいるのか⁉︎

初めてロンの発声を聞いた瞬間一瞬でファンになった

対照的に優勝された瀬戸熊さんの只ならぬ気迫をその場で感じることが出来、泣くほどのプレッシャーと戦いながら闘牌していた一瀬さんのピュアな思いも感じ、私はこの方たちと決勝戦を闘えて本当に良かったと心から思っている

最後にエンディングでの私の笑顔の理由

解説席でのコメントが対局場にも流れ日吉さんの号泣コメントを聞き

おーっい！

泣きたいのは私！！！笑

からの小山さんの大号泣

 

小山さんの瀬戸熊さんへの想いを知らなかった為、最初は日吉さんいじりで泣いた振りをしていると思ってしまったのが原因でした。

あの最高のエンディングの中

不快な思いをさせてしまった皆様大変申し訳ありませんでした。

優勝はできませんでしたが、ただあの場で戦えたこと、あの壮大なストーリーの中に自分が存在できたことを誇りに思い、またあのステージに戻ってこれるよう精進しますので応援よろしくお願いします。

改めて！瀬戸熊直樹プロ優勝おめでとうございます！