望月 雅継の麻雀コラム
2011年04月18日(月)
| 望月 雅継
A1リーグ第一節
皆さんこんにちは。望月です。
ようやく日中は春のやわらかい暖かさが心地よい季節になってきましたね。
花粉症に苦しむ私にとっては、本当に気持ち良い季節にはもう少しなのですが、それでも暖かい陽気に包まれると幸せな気分になってきます。
東北地方ではまだまだ予断を許さない状況が続いていますが、これからは日本全体で復興に向けて進まないことにはこの国そのものが沈没してしまいます。
私たちができることをそれぞれの胸に、前を向いて進んでいかないといけないですね。
ということで、私たちも新たなシーズンがスタートしました。
昨年まではA2リーグでしたが、今期はようやくA1リーグの自戦記をお伝えすることができますよ~。
開幕戦の相手は、荒正義プロ、伊藤優孝プロ、石渡正志プロの三名。
荒プロ、伊藤プロについては、説明が要らないくらいの実績の持ち主。二人とも正に連盟を背負って立つプロ連盟の歴史そのもののようなお方。石渡プロも長年に渡りA1リーグで活躍されている大先輩。こんな三人に囲まれての対局となりました。
内容や結果をお伝えする前に、私の心の中の気持ちを。
いや~、本当に楽しかった!
A1リーグに戻ってくることが出来て、本当に良かった!
この言葉に尽きると思ってます。
結果はともかく、こういった麻雀を打つために私はプロになったんだ。と思わせるくらいの喜びだったのです。
これはやはり、対局者の3名の先輩に感謝しなければいけませんね。
そしてもう一つ。私にはこれが大きな力となりました。
http://www.ma-jan.or.jp/title_fight/houousen_27_1.php
http://www.ma-jan.or.jp/title_fight/houousen_27_2.php
http://www.ma-jan.or.jp/title_fight/houousen_27_3.php
鳳凰位決定戦の観戦記を担当できたこと。そして、本当にいい戦いを間近で見れたこと。
これが私の中で大きな財産として、これからの私のプロ活動の原動力にさせてもらったのだと思っています。
対局に話を戻しますと…
本当に三人が強かった!
伊藤プロは満貫何回あがったのかな~?多分10回以上だと思いますし、石渡プロは少ないチャンスを確実にモノにしてました。リーチはほとんどツモ上がっていたんじゃないかな。
そして荒プロ。苦しい展開も、この12000オールで首位スタートとは凄いの一言ですよ。
1234567888899 ツモ7 ドラ6
内容的には、本当に苦しい戦いだったのではないかと思います。かなりの劣勢でした。
それでも、一度も苦しいと思わなかった。楽しくて嬉しい気持ちが全てを上回っていたのです。
石渡プロに何度リーチをツモられても、伊藤プロに満貫を何度アガられても、荒プロに前述の12000オールを引かれても、「やっぱりA1ってすごいな!」「みんななかなかやるな~!」って。相手のアガリ形を見るたびに、本当にワクワクさせられるのです。
それがやはりA1リーグのステージの高さだと思います。
そして、どんな出来事が起こっても冷静に対処できたのはやはり、鳳凰位決定戦での四人の戦いを見ることが出来たことが大きいのでしょうね。
どんな劣勢に置かれても、一度も後ろ向きになることはなかった。少ないチャンスを何とか次の戦いに結び付ける事が出来たのではないかと思っています。
半荘40回の戦いは、まだ4回が終わったにすぎません。
今節の戦いは、A1の空気を再認識することに終始したのではないかと思います。
これからは、瀬戸熊鳳凰位への挑戦権を勝ち取ること、そして再度鳳凰位を奪還すること、それだけに全力を注ぐことができるのではないでしょうか?
結果は満足できるものではありませんでしたが、プレーヤーとしての新しい第一歩を歩むことができたと思えるような内容には、十分な手ごたえを感じています。
思い返せば、A1を降級したあの時、もう二度とこの舞台に戻ってこれないのではないかと、ずいぶんと悩み苦しみました。それでも諦めずに精進してきた結果が、A1復帰だという形だと思っています。
応援してくれる皆さんの期待に応える事ができるよう、麻雀界に自分が歩んできた足跡を残すことができるよう、そして自分の麻雀で対局者やギャラリーに自分の想いを伝えることができるよう、今期も頑張って戦いたいと思っています。ぜひ皆さん期待してくださいね!それではまた来月お会いしましょう。
ようやく日中は春のやわらかい暖かさが心地よい季節になってきましたね。
花粉症に苦しむ私にとっては、本当に気持ち良い季節にはもう少しなのですが、それでも暖かい陽気に包まれると幸せな気分になってきます。
東北地方ではまだまだ予断を許さない状況が続いていますが、これからは日本全体で復興に向けて進まないことにはこの国そのものが沈没してしまいます。
私たちができることをそれぞれの胸に、前を向いて進んでいかないといけないですね。
ということで、私たちも新たなシーズンがスタートしました。
昨年まではA2リーグでしたが、今期はようやくA1リーグの自戦記をお伝えすることができますよ~。
開幕戦の相手は、荒正義プロ、伊藤優孝プロ、石渡正志プロの三名。
荒プロ、伊藤プロについては、説明が要らないくらいの実績の持ち主。二人とも正に連盟を背負って立つプロ連盟の歴史そのもののようなお方。石渡プロも長年に渡りA1リーグで活躍されている大先輩。こんな三人に囲まれての対局となりました。
内容や結果をお伝えする前に、私の心の中の気持ちを。
いや~、本当に楽しかった!
A1リーグに戻ってくることが出来て、本当に良かった!
この言葉に尽きると思ってます。
結果はともかく、こういった麻雀を打つために私はプロになったんだ。と思わせるくらいの喜びだったのです。
これはやはり、対局者の3名の先輩に感謝しなければいけませんね。
そしてもう一つ。私にはこれが大きな力となりました。
http://www.ma-jan.or.jp/title_fight/houousen_27_1.php
http://www.ma-jan.or.jp/title_fight/houousen_27_2.php
http://www.ma-jan.or.jp/title_fight/houousen_27_3.php
鳳凰位決定戦の観戦記を担当できたこと。そして、本当にいい戦いを間近で見れたこと。
これが私の中で大きな財産として、これからの私のプロ活動の原動力にさせてもらったのだと思っています。
対局に話を戻しますと…
本当に三人が強かった!
伊藤プロは満貫何回あがったのかな~?多分10回以上だと思いますし、石渡プロは少ないチャンスを確実にモノにしてました。リーチはほとんどツモ上がっていたんじゃないかな。
そして荒プロ。苦しい展開も、この12000オールで首位スタートとは凄いの一言ですよ。
1234567888899 ツモ7 ドラ6
内容的には、本当に苦しい戦いだったのではないかと思います。かなりの劣勢でした。
それでも、一度も苦しいと思わなかった。楽しくて嬉しい気持ちが全てを上回っていたのです。
石渡プロに何度リーチをツモられても、伊藤プロに満貫を何度アガられても、荒プロに前述の12000オールを引かれても、「やっぱりA1ってすごいな!」「みんななかなかやるな~!」って。相手のアガリ形を見るたびに、本当にワクワクさせられるのです。
それがやはりA1リーグのステージの高さだと思います。
そして、どんな出来事が起こっても冷静に対処できたのはやはり、鳳凰位決定戦での四人の戦いを見ることが出来たことが大きいのでしょうね。
どんな劣勢に置かれても、一度も後ろ向きになることはなかった。少ないチャンスを何とか次の戦いに結び付ける事が出来たのではないかと思っています。
半荘40回の戦いは、まだ4回が終わったにすぎません。
今節の戦いは、A1の空気を再認識することに終始したのではないかと思います。
これからは、瀬戸熊鳳凰位への挑戦権を勝ち取ること、そして再度鳳凰位を奪還すること、それだけに全力を注ぐことができるのではないでしょうか?
結果は満足できるものではありませんでしたが、プレーヤーとしての新しい第一歩を歩むことができたと思えるような内容には、十分な手ごたえを感じています。
思い返せば、A1を降級したあの時、もう二度とこの舞台に戻ってこれないのではないかと、ずいぶんと悩み苦しみました。それでも諦めずに精進してきた結果が、A1復帰だという形だと思っています。
応援してくれる皆さんの期待に応える事ができるよう、麻雀界に自分が歩んできた足跡を残すことができるよう、そして自分の麻雀で対局者やギャラリーに自分の想いを伝えることができるよう、今期も頑張って戦いたいと思っています。ぜひ皆さん期待してくださいね!それではまた来月お会いしましょう。