望月 雅継の麻雀コラム
2011年05月16日(月)
| 望月 雅継
A1リーグ第二節
皆さんこんにちは。望月です。
GWは皆さんいかがお過ごしでしたか?
私はと言いますと、久しぶりにず~っとお店に出勤してましたね~。
とは言っても、普段よりもかなり楽なタイムスケジュールだった為に、ちょっとだけ息抜きすることも出来ました。
新緑の季節、本当に好きなんです。
たくさんの緑に囲まれると、すごくリフレッシュできるんですよね~。
今住んでいる所も割と多くの緑に囲まれているのですが、私が生まれ育ったところは本当に良い“田舎”だったんですね。
季節の変わり目が肌で実感できるとでもいうのでしょうか、春が来れば桜並木にレンゲやタンポポの花が咲き乱れ、夏には川で水遊び、秋には美味しい山の幸が食卓に並び、冬には天然のスケートリンクが出来上がるといったような、本当に素敵な田舎だったのです。
そんな山の中で育ったからでしょうか、私は山の緑に囲まれると自然と元気が湧いてくるような気がするのです。今回のGW、仕事の合間にちょっとだけ足を延ばしてそんな自然を少しだけ味わってきました。
やっぱり自然の息吹を感じると、日々の疲れも少しだけ取れるような気がしますね。
リフレッシュしながら対局の為の調整も順調に進んだ中で、A1リーグ第二節に挑んできましたよ。
相手は、前十段位前原雄大プロ、現最強位板川和俊プロ、老月貴紀プロ。
今回も強敵揃いということで本当に気合の入った対局となりました。
組み合わせが発表になった瞬間から、この対局を心待ちにしていたんですね~。私は。
なんせ前原プロと板川プロは、前回の鳳凰位決定戦のファイナリスト。老月プロも腰の重いこれぞ競技麻雀といった内容の麻雀を打つ素敵な打ち手ですから、このカードを待ちわびていたのですよ。はい。
この強敵を相手に、自分の麻雀をどれだけ打ち切ることができるか?
相手の攻勢をキチンと受け止め、どれだけ我慢の効いた麻雀が打てるか?
これが今節のテーマでした。
まずは最初に結果から。
3-4-2-2で▲8.8P。
同卓で卓内トップだった前原プロが首位に浮上しましたので、この結果だけを見たらあまり良い結果では無いような気もしますよね。
でも実は、かなり手ごたえを感じた対局だったのです。今の自分の持ち味は出せたのではないかと。
ゲームの流れとしましては、板川最強位が2連勝スタート。3、4回戦は前原プロが2連勝とファイナリスト二人に圧倒された内容でした。
そんな中、自分としては歯を喰いしばりながら必死になって喰らいついていったという表現が一番しっくりくるかなって感じです。
毎局二人に先手を取られながら、ギリギリまで我慢をして、少ないチャンスを確実にモノにするといった戦いの連続で、実際は本当に苦しい局面が続く息もつけない展開でした。
でも、やっぱり楽しかったのですよ!前節と同様にね。
毎回素晴らしいアガリ形を二人に見せられて、嬉しくなってきちゃいまして。
何度も何度も当たり牌を掴まされることが嬉しくって。
これがやっぱりA1リーグなんだって、改めて感じさせられました。
そんな中でも、少しは自分の持ち味も出せたと思っています。
相手よりも圧倒的に手数が少なかったものの、納得のいくアガリも生まれましたし、以前なら簡単に顔を上げてしまうような局面でも、ギリギリまで踏ん張ることも出来ました。
とはいえ、マイナスしたことも事実。
自分の反省点にも触れていかなければいけませんよね。
まずはディフェンス面。
ギリギリまで粘れたとは言え、ボーンヘッドな放銃も何回かありました。自分以外の打ち手なら、きっと放銃を免れていたと思われるような局面もありましたし。こういった細かい面もこれからは精度を上げていかなければいけませんね。
オフェンス面では、前述したように圧倒的な手数の少なさに尽きると思います。
それでも、この点はあまり心配していません。
今節に限っては、二人の出来があまりにも良すぎたと感じています。自分の状態が少しでも上昇してくればもう少し戦えるのではないかと。しかし、現状の力の差と捉える事も出来ますよね。そのあたりは謙虚に受け止め、次節以降の戦いに生かしていきたいと思っています。
本当に大事なことは、最終戦を終え上位三人に残ること。
そして鳳凰位決定戦の最終戦を終えた時、頭に立っていること。
この二つが一番大切です。
そのために何をすべきか、どういったプランで戦っていけばいいのか、それをこれからの残り8節で表現していきたいと思っています。
少しずつですが感覚も戻ってきたような気がしています。そして、以前にも増して対局することの喜びを心から感じることができるようにもなってきています。
今のこの気持ちを忘れずに、また明日から精進を重ねて行こうって強く感じています。
さぁ、それじゃ今からまた麻雀打とうっ♪
それではまた来月。望月でした。
GWは皆さんいかがお過ごしでしたか?
私はと言いますと、久しぶりにず~っとお店に出勤してましたね~。
とは言っても、普段よりもかなり楽なタイムスケジュールだった為に、ちょっとだけ息抜きすることも出来ました。
新緑の季節、本当に好きなんです。
たくさんの緑に囲まれると、すごくリフレッシュできるんですよね~。
今住んでいる所も割と多くの緑に囲まれているのですが、私が生まれ育ったところは本当に良い“田舎”だったんですね。
季節の変わり目が肌で実感できるとでもいうのでしょうか、春が来れば桜並木にレンゲやタンポポの花が咲き乱れ、夏には川で水遊び、秋には美味しい山の幸が食卓に並び、冬には天然のスケートリンクが出来上がるといったような、本当に素敵な田舎だったのです。
そんな山の中で育ったからでしょうか、私は山の緑に囲まれると自然と元気が湧いてくるような気がするのです。今回のGW、仕事の合間にちょっとだけ足を延ばしてそんな自然を少しだけ味わってきました。
やっぱり自然の息吹を感じると、日々の疲れも少しだけ取れるような気がしますね。
リフレッシュしながら対局の為の調整も順調に進んだ中で、A1リーグ第二節に挑んできましたよ。
相手は、前十段位前原雄大プロ、現最強位板川和俊プロ、老月貴紀プロ。
今回も強敵揃いということで本当に気合の入った対局となりました。
組み合わせが発表になった瞬間から、この対局を心待ちにしていたんですね~。私は。
なんせ前原プロと板川プロは、前回の鳳凰位決定戦のファイナリスト。老月プロも腰の重いこれぞ競技麻雀といった内容の麻雀を打つ素敵な打ち手ですから、このカードを待ちわびていたのですよ。はい。
この強敵を相手に、自分の麻雀をどれだけ打ち切ることができるか?
相手の攻勢をキチンと受け止め、どれだけ我慢の効いた麻雀が打てるか?
これが今節のテーマでした。
まずは最初に結果から。
3-4-2-2で▲8.8P。
同卓で卓内トップだった前原プロが首位に浮上しましたので、この結果だけを見たらあまり良い結果では無いような気もしますよね。
でも実は、かなり手ごたえを感じた対局だったのです。今の自分の持ち味は出せたのではないかと。
ゲームの流れとしましては、板川最強位が2連勝スタート。3、4回戦は前原プロが2連勝とファイナリスト二人に圧倒された内容でした。
そんな中、自分としては歯を喰いしばりながら必死になって喰らいついていったという表現が一番しっくりくるかなって感じです。
毎局二人に先手を取られながら、ギリギリまで我慢をして、少ないチャンスを確実にモノにするといった戦いの連続で、実際は本当に苦しい局面が続く息もつけない展開でした。
でも、やっぱり楽しかったのですよ!前節と同様にね。
毎回素晴らしいアガリ形を二人に見せられて、嬉しくなってきちゃいまして。
何度も何度も当たり牌を掴まされることが嬉しくって。
これがやっぱりA1リーグなんだって、改めて感じさせられました。
そんな中でも、少しは自分の持ち味も出せたと思っています。
相手よりも圧倒的に手数が少なかったものの、納得のいくアガリも生まれましたし、以前なら簡単に顔を上げてしまうような局面でも、ギリギリまで踏ん張ることも出来ました。
とはいえ、マイナスしたことも事実。
自分の反省点にも触れていかなければいけませんよね。
まずはディフェンス面。
ギリギリまで粘れたとは言え、ボーンヘッドな放銃も何回かありました。自分以外の打ち手なら、きっと放銃を免れていたと思われるような局面もありましたし。こういった細かい面もこれからは精度を上げていかなければいけませんね。
オフェンス面では、前述したように圧倒的な手数の少なさに尽きると思います。
それでも、この点はあまり心配していません。
今節に限っては、二人の出来があまりにも良すぎたと感じています。自分の状態が少しでも上昇してくればもう少し戦えるのではないかと。しかし、現状の力の差と捉える事も出来ますよね。そのあたりは謙虚に受け止め、次節以降の戦いに生かしていきたいと思っています。
本当に大事なことは、最終戦を終え上位三人に残ること。
そして鳳凰位決定戦の最終戦を終えた時、頭に立っていること。
この二つが一番大切です。
そのために何をすべきか、どういったプランで戦っていけばいいのか、それをこれからの残り8節で表現していきたいと思っています。
少しずつですが感覚も戻ってきたような気がしています。そして、以前にも増して対局することの喜びを心から感じることができるようにもなってきています。
今のこの気持ちを忘れずに、また明日から精進を重ねて行こうって強く感じています。
さぁ、それじゃ今からまた麻雀打とうっ♪
それではまた来月。望月でした。