望月 雅継の麻雀コラム
2011年06月01日(水)
| 望月 雅継
ふと思うこと
皆さんこんにちは。望月です。
今日は麻雀業組合の会議で群馬県の伊香保温泉に来ています。
私の地元浜松から一人車で来たのですが、知らない間に交通網が整備されているんですね~。東名高速道路から中央道→圏央道→関越道と、かなりスムーズに来ることができましたよ。
それでも休憩しながら約5時間、運転が好きだから走ってこれたようなものです。
今日はあいにくの雨模様、行きはいいけど帰りはやっぱり心配です。大雨警報が出ているようなので安全運転で帰ろうって今から気を引き締めてます。
これだけ交通網が整備されていると、いろんな所にお邪魔したくなりますね~。
新幹線や飛行機での移動も楽でいいのですが、ゆっくりと景色を見ながらドライブを兼ねて旅をするのもまた素敵だと思うのです。
私は昔からドライブが好きで(大体一人なのが寂しい所です…)、免許を取ってすぐに下関まで一般道を使って一人旅したり、悪友と二人で(この友人とは麻雀と桃鉄しかしたことなかったのですが)四国→九州を車で一周したり(もちろんお金なんかないので車中泊です)、いままでいろんな所に車で出かけているんです。
西日本はほとんど制覇したので、いつか機会があったら東北と北海道を車で周ってみたいなって思っていたのに、今回の大震災でその夢も遠く先送りになってしまいました。
とは言え、日本人のエネルギーは素晴らしいものがあります。
私の思い出話をさせて頂きますとね、前述した下関への一人旅では、震災直後の神戸市で車中泊をしたんですよ。
その時に見た光景が、今でも私の脳裏に強く焼き付いています。
テレビで見たビルの倒壊現場が、約2年後には立派に整備された町並みに様変わりしていました。あれだけの大きな建物が、一瞬にして崩れ去ってしまう大自然の力もすごいのですが、その災害を受けても、ちゃんと元通りに、いや、以前よりもさらに美しい街並みを作り上げる日本人の愚直さと粘り強さと行動力は、やはり素晴らしいものなのだと思うのです。
そんな復興した姿を見ているだけに、私はやっぱり東北も今まで以上の素敵な街並みが復興すると期待してしまうのですよ。東北の皆さんのエネルギーで、魅力ある東北が甦ると思っています。
失ったものは二度と帰ってはこないというのは現実です。
しかし、失ったからこそ新しいモノを築き上げる事が出来るというのもまた、人間の英知の結晶だとも思うのです。
麻雀でも同じことが言えます。
放銃して失った点棒は、瞬間では大きな負債として打ち手に重く圧し掛かります。
しかし、失ったからこそ次に出会う新たな手牌への第一歩となるのです。
麻雀の配牌とツモは、同じものにはもう二度と出会うことがないと言われています。
それこそ正に『一期一会』なのですね。
一度しか出会うことのないその配牌とツモを、どのように育て上げるかは打ち手次第。
その打ち手の意思と技量を凝縮しているのがその手の最終形。どのように操るかは打ち手の意思が全てなのですよ。
だから私は、この麻雀というゲームに魅かれているのだと思います。
攻めるも守るも、美しい手作りも速攻も、全ては自らの意思に委ねられている所が麻雀の魅力の一つなんですね。
ですから、自分の意思で行った打牌の結果に、喜ぶことはあれど、嘆き悲しむことはないのですよ。
結果放銃したって、ラスを引いたって、それは自らが選択した結果です。麻雀ですから正解もあり失敗もあるのです。それらを全て謙虚に受け止め、次回以降の麻雀に生かすことが出来るかどうかが、その打ち手の技量であり器なんだと思います。
目先の結果ももちろん大事です。でも明日の麻雀も大切なんですよ。だって今日で麻雀を辞めるわけじゃないんだから。これが最後の麻雀じゃないんだから。
麻雀が大好きなら、結果が悪くてもまた牌を必ず握るはず。
結果が悪い時は、未来の自分の為の麻雀を打ってみてはどうでしょうか。
形あるものは、いつか必ず壊れます。
始まりがあれば、いつかきっと終わりが来るんです。
今回の大震災で失ったものは大きすぎますけど、皆さんの心に残るダメージは計り知れないものがありますけど、それでも残されたものは明日に向かって進んでいくしかないのです。
決して悲観ばかりせずに、前を向いて進んで行かなきゃ。
だからね、ちょっとくらい麻雀の調子が悪くても、ボヤいたりせずにまだ見ぬ未来の手牌とツモに期待しませんか?
自分の力で、自分にしか描くことの出来ない素敵な手を作ってみませんか?
みんながこんな気持ちで麻雀を打っていれば、麻雀界はきっと素敵な世界になるのにね。
もっと素敵な競技として、もっと多くの人々に認められる競技になるのにね。
ドライブしながら、そんなことをふと考えた望月でした。
さぁ今から、美味しい料理を頂いて、気持ちイイ温泉に浸かって、久しぶりにお会いする方々と楽しい時間を過ごしたいと思います。
それじゃまた。望月でした~。
今日は麻雀業組合の会議で群馬県の伊香保温泉に来ています。
私の地元浜松から一人車で来たのですが、知らない間に交通網が整備されているんですね~。東名高速道路から中央道→圏央道→関越道と、かなりスムーズに来ることができましたよ。
それでも休憩しながら約5時間、運転が好きだから走ってこれたようなものです。
今日はあいにくの雨模様、行きはいいけど帰りはやっぱり心配です。大雨警報が出ているようなので安全運転で帰ろうって今から気を引き締めてます。
これだけ交通網が整備されていると、いろんな所にお邪魔したくなりますね~。
新幹線や飛行機での移動も楽でいいのですが、ゆっくりと景色を見ながらドライブを兼ねて旅をするのもまた素敵だと思うのです。
私は昔からドライブが好きで(大体一人なのが寂しい所です…)、免許を取ってすぐに下関まで一般道を使って一人旅したり、悪友と二人で(この友人とは麻雀と桃鉄しかしたことなかったのですが)四国→九州を車で一周したり(もちろんお金なんかないので車中泊です)、いままでいろんな所に車で出かけているんです。
西日本はほとんど制覇したので、いつか機会があったら東北と北海道を車で周ってみたいなって思っていたのに、今回の大震災でその夢も遠く先送りになってしまいました。
とは言え、日本人のエネルギーは素晴らしいものがあります。
私の思い出話をさせて頂きますとね、前述した下関への一人旅では、震災直後の神戸市で車中泊をしたんですよ。
その時に見た光景が、今でも私の脳裏に強く焼き付いています。
テレビで見たビルの倒壊現場が、約2年後には立派に整備された町並みに様変わりしていました。あれだけの大きな建物が、一瞬にして崩れ去ってしまう大自然の力もすごいのですが、その災害を受けても、ちゃんと元通りに、いや、以前よりもさらに美しい街並みを作り上げる日本人の愚直さと粘り強さと行動力は、やはり素晴らしいものなのだと思うのです。
そんな復興した姿を見ているだけに、私はやっぱり東北も今まで以上の素敵な街並みが復興すると期待してしまうのですよ。東北の皆さんのエネルギーで、魅力ある東北が甦ると思っています。
失ったものは二度と帰ってはこないというのは現実です。
しかし、失ったからこそ新しいモノを築き上げる事が出来るというのもまた、人間の英知の結晶だとも思うのです。
麻雀でも同じことが言えます。
放銃して失った点棒は、瞬間では大きな負債として打ち手に重く圧し掛かります。
しかし、失ったからこそ次に出会う新たな手牌への第一歩となるのです。
麻雀の配牌とツモは、同じものにはもう二度と出会うことがないと言われています。
それこそ正に『一期一会』なのですね。
一度しか出会うことのないその配牌とツモを、どのように育て上げるかは打ち手次第。
その打ち手の意思と技量を凝縮しているのがその手の最終形。どのように操るかは打ち手の意思が全てなのですよ。
だから私は、この麻雀というゲームに魅かれているのだと思います。
攻めるも守るも、美しい手作りも速攻も、全ては自らの意思に委ねられている所が麻雀の魅力の一つなんですね。
ですから、自分の意思で行った打牌の結果に、喜ぶことはあれど、嘆き悲しむことはないのですよ。
結果放銃したって、ラスを引いたって、それは自らが選択した結果です。麻雀ですから正解もあり失敗もあるのです。それらを全て謙虚に受け止め、次回以降の麻雀に生かすことが出来るかどうかが、その打ち手の技量であり器なんだと思います。
目先の結果ももちろん大事です。でも明日の麻雀も大切なんですよ。だって今日で麻雀を辞めるわけじゃないんだから。これが最後の麻雀じゃないんだから。
麻雀が大好きなら、結果が悪くてもまた牌を必ず握るはず。
結果が悪い時は、未来の自分の為の麻雀を打ってみてはどうでしょうか。
形あるものは、いつか必ず壊れます。
始まりがあれば、いつかきっと終わりが来るんです。
今回の大震災で失ったものは大きすぎますけど、皆さんの心に残るダメージは計り知れないものがありますけど、それでも残されたものは明日に向かって進んでいくしかないのです。
決して悲観ばかりせずに、前を向いて進んで行かなきゃ。
だからね、ちょっとくらい麻雀の調子が悪くても、ボヤいたりせずにまだ見ぬ未来の手牌とツモに期待しませんか?
自分の力で、自分にしか描くことの出来ない素敵な手を作ってみませんか?
みんながこんな気持ちで麻雀を打っていれば、麻雀界はきっと素敵な世界になるのにね。
もっと素敵な競技として、もっと多くの人々に認められる競技になるのにね。
ドライブしながら、そんなことをふと考えた望月でした。
さぁ今から、美味しい料理を頂いて、気持ちイイ温泉に浸かって、久しぶりにお会いする方々と楽しい時間を過ごしたいと思います。
それじゃまた。望月でした~。