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望月 雅継の麻雀コラム

2011年07月16日(土)

A1リーグ第4節

皆さんこんにちは。望月です。
このコラムを書いている今はまだ梅雨明け前ですが、毎日暑い日が続いていますね~。皆さんがこれを目にする頃にはもう梅雨が明けているといいのですが…

今年の夏は節電の影響で、普段よりも暑い夏になるだろうと予想されていますね。暑さ寒さに滅法弱い私は、今からどうなることやら…と心配しています。

しかし、震災の爪痕に未だ苦しむ東北地方の皆さんに比べれば大した問題ではないですよね。避難所で生活する皆さんの苦労を考えると本当に胸が痛みます。これから夏本番を迎えると、暑さはもとより衛生面での心配がかなり深刻になってくると思われます。

腐敗した魚介類に湧く蠅の大群を週刊誌で目にしました。これからは震災における二次的、三次的被害が拡大していくのでしょう。不衛生からなる伝染病の発生、不便な生活から来るストレス障害、そして放射能汚染。

原因は予測不能な天災が齎したものなのかもしれませんが、ここから先に起こる出来事は対応の遅れによる人災と呼んでもいいのかもしれません。全てを防ぐことは難しいかもしれませんが、被災地の皆さんの声をしっかりと聴いたうえで、迅速な対応をしてもらいたいと願っています。


さて、それではそろそろ本題に。
今節の対戦は、荒、沢崎、老月の各プロ。

実は私、沢崎プロとはリーグ戦では初の対戦。これって意外でしょ。
他のプロたちとは本当にたくさん対戦しているのですが、沢崎プロと私は、私が昇級すると沢崎プロが降級、私が降級すると沢崎プロが昇級と、毎回入れ違いだったのです。

いろいろなご指導を頂いてきた沢崎プロとの対戦とあって、A1復帰後からずっと楽しみにしてきました。それに、昨年度の鳳凰位決定戦でずっと沢崎プロの打ち筋を意識してチェックしてきましたから、自分の対応力がどこまで通用するかという点からも楽しみだったのです。

荒プロと老月プロとはもう何度も対戦し、お互いの持ち味も良く知っているだけに不安はありませんでした。ただ、一つだけ不安要素を挙げるとすると、今期のA1リーグでまだプラスがないということ。内容は良くても結果に結びつかないというのはプロとしては致命傷ですから、鳳凰位決定戦に進出するためにも是が非でも負けられないと思い、卓に向かったのです。


開局と同時に飛ばすのは沢崎プロ。親での連荘が止まりません。
それでも頭を低くして我慢を重ね、沢崎プロの攻勢を凌ぐとようやくエンジンがかかり始め、南入する頃には原点復帰。沢崎プロを追い上げる態勢が整い始めました。

と、ここで大きな落とし穴が。
南2局、更なる加点を目指し手を組み始める私。思いのほか手も伸び始め、手牌はメンホンからメンチン移行へ。すると上家の老月プロからチーシャンテンとなる5が場に放たれます。
普段からやみくもにシャンテン数を上げる仕掛けは打たない私。腹に力を入れ直し、ツモ山に手を伸ばします。
するとツモったのは八。上家の老月プロに危険だとは思いながらもツモ切ると、それが老月プロのメンホンにグサリ。

牌姿がイイとはいえ、局面的には向かう場面ではなかったのでは?というのが私自身の見解。普段こういった放銃をしないことが信条なのに、先月も反省したはずなのに、また緒戦に大きなミスを犯してしまいました。

もちろん、アガリに向かっての放銃ですから、放銃の質としてはそこまで悪いモノでもないのかもしれません。しかし、戦うべき局面を見間違えているというのは大きな問題です。
せっかく積み上げた点棒も一気にマイナスに。しかもラス目の老月プロへの放銃となりましたから、二着目からラス目に転落してしまいます。


麻雀というものは正直に出来ているのだと、こういう時には如実に感じますよね。
この放銃をきっかけに、全くと言っていいほど手が動かなくなりました。

もちろん何とかしたいのは山々なのですが、こういった時には我慢を重ねるのが私のスタイル。周りが加点するのを横目に、失点を最小限に食い止めるべくまた頭を下げる時間が続きます。


結果、当然のようにラスを受け入れます。
しかも、大きなマイナスでこの時点で老月プロに交わされトータル最下位に転落です。


しかし、今日の私はここからが違いました。
いつものようにトイレに入り気持ちを切り替えます。初戦のマイナスを受け入れ、無理に数字を戻そうとしないことを確認し直し、一日トータルで考えようと割り切って対局に臨みます。

すると、二戦目は何とか浮きをキープすることができました。そして三回戦、今期二度目の待望のトップ。しかも比較的大きなプラスで負債を返済することができました。

内容に関しては、今期は常にうまく打てているんだと感じています。しかし、自分が戦える局面が少ないことが数字に表れているというのが自分なりの分析です。四回戦も自分なりに納得できる形で局を進めていったのですが、オーラス、頭を獲りに行ったリーチが不発。逆に沢崎プロに満貫を献上し、大きくポイントを伸ばすことができずに第四節は終了しました。


結果は小さなプラスで終了。
しかし、小さいとはいえ今期初のプラスに。しかも卓内トップで終えることができたことは大きな収穫です。
今期のA1リーグは、大きく突き抜ける選手がいない分、なんとか食らいついていくことができればまだまだ決定戦進出も夢ではないと考えています。

結果と内容、共に伴った麻雀を打つことが出来れば戦えるんだということが再認識できた第四節、今回の戦いをきっかけに大きく浮上することが出来たらいいなと思っています。

次節はちょうど折り返し地点。上位進出の足掛かりとなるように、次回の戦いも頑張りたいと思います。皆さん期待してくださいね!それではまた~。望月でした。