望月 雅継の麻雀コラム
2011年09月30日(金)
| 望月 雅継
雀サクッコラム31
皆さんこんにちは~。望月です。
これを書いているのは9/30。つまり締め切りの一日前。
そして明日は東京でのA1リーグです。
本当はもっと余裕を持って書き出さなきゃいけないのに…
今月はかなりハードなスケジュールだったのです。
いろんな仕事がたくさん重なってしまって…
なかなか地元にも帰ってこれなかったのですよね。
PCを持って移動していたはずなのに…書くネタはたくさんあったはずなのに…と言っても後の祭り。頭の中をフル回転させて今原稿に向かっています。
さて、今回はリーグ戦直前ということで、対局前の私の準備についてお話ししたいと思います。
以前の私は、仕事も含めて月に250~300半荘くらいの対局をこなしていました。
若いころはまさに『質より量』でしたね。
たくさんの反復練習を行なうことで、体が局面により的確に反応するような稽古の積み重ねを行なっていたのです。
それが、年月を重ねる間に、麻雀を打つこと以外の仕事が格段に増え始め、量に代わる質を高める稽古の内容を模索するようになりました。
それは、麻雀について深く考えることのような、技術面を高める稽古と、長く苦しい麻雀を戦い抜くことができる様な、心と体を鍛え上げる稽古を両立させることで、量を補えるような質を維持するようになったのです。
技術面を向上させる為に何が必要かを考えた時、私が一番最初に行なったことは『牌譜を見ること』でした。
たくさんの牌譜を見ることでいろいろなことに気が付くようになります。
いろいろなケースを頭の中に入れること。それを頭の引き出しの中に叩き込み、それを似たような局面で的確に引き出せるようにするのです。
知識を身につけることと、的確に引き出しを開けることの練習は、全くの別物です。
それらを一つずつ別箇として考え、それぞれのスキルを高めるための反復練習を行なうことが必要なのですね。
また、私が牌譜を見ることで身につけた知識で、他のプロたちよりも少しだけ勝っていると感じることに『捨て牌相』の研究があります。
何千、何万の捨て牌相のパターンと、それに対する手牌構成との組み合わせを考え、それを自らの手牌構成や、残りの山読みに反映させるのです。
これらは、普段の稽古をしている最中の対局でも、知識の引き出しにパターンとして組み込むことができますよね。そして、その切り順と手形を覚えておく。切り出しの順序やその打ち手の切り出しの癖を徹底的に頭の中に叩き込む。
そうすることによって、相手の手牌構成やアガリ精度を的確に図ることができるのです。
これがあることで、対戦回数が増えれば増えるほど対戦者との勝率が回数を重ねるたびに上昇していくわけです。
リーグ戦の後半戦が得意だというのもこういった理由からだと思うのですが、この稽古方法や考え方に否定的な方もいらっしゃるので、これが正しい方法かどうかはわかりません。
ただ、相手の情報をより多く収集するということにおいては、牌譜研究は必須だと思われますので、機会がある方はタイトル戦の決勝牌譜などをご覧になってみてはいかがでしょうか?
そして、私の稽古方法の中でも重要な『心と体』を鍛えるということにつきましては、今現在、新しい方法を試している最中です。
このやり方が今の私に合っているかどうかはまだわかりません。
それでも今は、自分自身を信じてやり続ける他ないのではないかと思っています。
これが後期の麻雀に繋がってくれば一番いいのですが…
なかなかすぐには結果や形には表れませんよね。
それでもやっぱり努力というのは、『継続は力なり』だと思うのですよ。
辛く苦しい稽古だとしても、もう一度頂点に輝く日が来るまでは精一杯続けたいと思っています。
近い将来、もし私がタイトルを獲れる日が来たら、その時にはこちらのコラムで一番に努力の方法をお伝えしたいと思っています。
さぁ、私にとっては毎回が正念場なのですが、いよいよプロリーグも佳境に入ってきます。
皆さんに良い報告が出来るように、今月も頑張ってきたいと思います。
結果は次回の自戦記をお楽しみに♪
それじゃまた。望月でした~。
これを書いているのは9/30。つまり締め切りの一日前。
そして明日は東京でのA1リーグです。
本当はもっと余裕を持って書き出さなきゃいけないのに…
今月はかなりハードなスケジュールだったのです。
いろんな仕事がたくさん重なってしまって…
なかなか地元にも帰ってこれなかったのですよね。
PCを持って移動していたはずなのに…書くネタはたくさんあったはずなのに…と言っても後の祭り。頭の中をフル回転させて今原稿に向かっています。
さて、今回はリーグ戦直前ということで、対局前の私の準備についてお話ししたいと思います。
以前の私は、仕事も含めて月に250~300半荘くらいの対局をこなしていました。
若いころはまさに『質より量』でしたね。
たくさんの反復練習を行なうことで、体が局面により的確に反応するような稽古の積み重ねを行なっていたのです。
それが、年月を重ねる間に、麻雀を打つこと以外の仕事が格段に増え始め、量に代わる質を高める稽古の内容を模索するようになりました。
それは、麻雀について深く考えることのような、技術面を高める稽古と、長く苦しい麻雀を戦い抜くことができる様な、心と体を鍛え上げる稽古を両立させることで、量を補えるような質を維持するようになったのです。
技術面を向上させる為に何が必要かを考えた時、私が一番最初に行なったことは『牌譜を見ること』でした。
たくさんの牌譜を見ることでいろいろなことに気が付くようになります。
いろいろなケースを頭の中に入れること。それを頭の引き出しの中に叩き込み、それを似たような局面で的確に引き出せるようにするのです。
知識を身につけることと、的確に引き出しを開けることの練習は、全くの別物です。
それらを一つずつ別箇として考え、それぞれのスキルを高めるための反復練習を行なうことが必要なのですね。
また、私が牌譜を見ることで身につけた知識で、他のプロたちよりも少しだけ勝っていると感じることに『捨て牌相』の研究があります。
何千、何万の捨て牌相のパターンと、それに対する手牌構成との組み合わせを考え、それを自らの手牌構成や、残りの山読みに反映させるのです。
これらは、普段の稽古をしている最中の対局でも、知識の引き出しにパターンとして組み込むことができますよね。そして、その切り順と手形を覚えておく。切り出しの順序やその打ち手の切り出しの癖を徹底的に頭の中に叩き込む。
そうすることによって、相手の手牌構成やアガリ精度を的確に図ることができるのです。
これがあることで、対戦回数が増えれば増えるほど対戦者との勝率が回数を重ねるたびに上昇していくわけです。
リーグ戦の後半戦が得意だというのもこういった理由からだと思うのですが、この稽古方法や考え方に否定的な方もいらっしゃるので、これが正しい方法かどうかはわかりません。
ただ、相手の情報をより多く収集するということにおいては、牌譜研究は必須だと思われますので、機会がある方はタイトル戦の決勝牌譜などをご覧になってみてはいかがでしょうか?
そして、私の稽古方法の中でも重要な『心と体』を鍛えるということにつきましては、今現在、新しい方法を試している最中です。
このやり方が今の私に合っているかどうかはまだわかりません。
それでも今は、自分自身を信じてやり続ける他ないのではないかと思っています。
これが後期の麻雀に繋がってくれば一番いいのですが…
なかなかすぐには結果や形には表れませんよね。
それでもやっぱり努力というのは、『継続は力なり』だと思うのですよ。
辛く苦しい稽古だとしても、もう一度頂点に輝く日が来るまでは精一杯続けたいと思っています。
近い将来、もし私がタイトルを獲れる日が来たら、その時にはこちらのコラムで一番に努力の方法をお伝えしたいと思っています。
さぁ、私にとっては毎回が正念場なのですが、いよいよプロリーグも佳境に入ってきます。
皆さんに良い報告が出来るように、今月も頑張ってきたいと思います。
結果は次回の自戦記をお楽しみに♪
それじゃまた。望月でした~。