麻雀業界ニュース
2011年03月04日(金)
| 麻雀プロ団体 | 最高位戦プロ麻雀協会
2011年03月04日(金)
既にご存知の方もいると思われますが、「土田浩翔プロ」が昨年末に最高位戦へ
入会しました!
事の経緯などは下記の挨拶文にありますが、土田プロの機構での理念・活動に共鳴しご協力
させて頂いてきた最高位戦としては非常に喜ばしい事となりました。
既に入会以前から、アマ最高位戦予選会場のご紹介による参加者の増加や、決定戦の観戦記
執筆などで、我々の活動をより多くの麻雀ファンに届けるサポートを頂いてましたが、今後も
更に発展した様々な企画を準備中ですのでご期待下さい!!
[最高位戦日本プロ麻雀協会入会にあたって]
昨年来、新津代表から入会を強く奨めていただいておりました。とても有り難いお話でしたが、私自身、プロ連盟を退会して[日本麻雀機構]の活動に専心した経緯、および昨年度初頭にRMUを退会した経緯から、この機に及んで最高位戦への入会は甚だ信義におとるとの思いが強く、良い返事ができないでおりました
私自身は、残り少ないプロ生活を打ち手として活躍していく場を求めることへの執着はなく、ひと昔前まで抱いていた【最高位】を獲りたい欲望も薄まっています
ではなぜ入会に到ったのか?
ひとつには、プロになった最大の動機だった麻雀伝道者としての責務を果たすにあたり、最高位戦が私を必要としてくれていることが挙げられます
機構活動の中でも嫌と言うほど思い知らされましたが、やはり新参者の力などたかがしれていて、伝統ある組織の力を借りながら進めたほうが格段の速さで目的達成できるという現実があります
そして私は、全国各地の方々と手を携えて何かを成し遂げていくなかで、麻雀のイメージやその認知度を上げていく活動が性に合っているようです
幸いなことに、その私の麻雀プロ活動の希望と、最高位戦がこれから必要とする活動が合致しており、代表の青写真の中に私が存在していたことが、入会の一番の動機となりました
第二の動機としては、最高位戦という伝統あるタイトル戦を保持していながら、幹部の方々が保守的ではなく進取の気鋭に富んでいるところに魅力を感じました
<プロ>を魅せていく、あるいは売っていくことに関し、[現状のままではいけない]という危機感を共有し、新しい試みに否定的にならない体質に私のDNAが共鳴したのです
リーグ戦や各種タイトル戦を通じて強さの比較をするのも悪くないことですが、<プロ>とは何か?を愛好者に訴えていく仕事も必要性があるように思え、そのチャレンジを後押ししてくれる土壌が最高位戦にはあると判断した次第です
入会の話をするたびに、「やっぱりAリーグから入るの?」とか「Bリーグからなの?」とか聞かれますが、残念ながら能のない私は苦笑するしかありません
冷やかし半分で入会するわけではありません。もちろん果たすべき役割としてリーグ戦参加を切望されるときが来たならば<プロ>としてその命を受けますが、入会の動機はそこにはありません
<プロ>としての賞味期限がすぐそこまで来ている現実を鑑み、自分の身の丈に合った活動を精力的にこなしていくことが最優先事項なことを理解していただき、入会させて貰いましたこと感謝申し上げます
説明不足や言動の拙さで、誤解を招くことも数多いかもしれませんが、大きな野望も無い今、できる範囲での活動に専心し、<プロ>土田浩翔を終えたいと考えております。その最後の奉公先として、[最高位戦プロ麻雀協会]に入会させていただいた所存です
(最高位戦HPより)
トイツ理論等で有名なビッグプロがプロ団体に所属するというのはプロの世界にも
アマチュアの方にも刺激的なニュースだと思います。
これからの活動に要チェックですね!
2011年03月04日(金)