麻雀業界ニュース
1970年01月01日(木)
7月29日 東京 銀座 柳本店にて
日本プロ麻雀協会主催 ファニックスオープンが開催されました。
当日関西から参加した
日本プロ麻雀協会 水瀬 千尋プロに
当日のレポートをお願いいたしました。
6月に被災地に行く機会がありそこで被災地を初めて見ました。
ニュースでは「復興が進んでいる」と言われています。
しかし実際に被災地を回ってみると災害の爪痕が未だに残っており
災害当時の事を考えると胸が痛くなります。
関西に住んではいますが、阪神淡路大震災後に産まれた私が初めて見た
被災地であり率直な感想は「本当に数年後には復興しているのだろうか?」でした。
被災地の方々は、結束して復興に向けて頑張っております。
でも支援は続けていかないといけないと感じました。
私に出来る事はなにかないのでしょうか?
私自身は勇気もなく、大きな力になれるとは思いません。
そんな時に私が所属する 日本プロ麻雀協会で東日本大震災チャリティー大会
フェニックスオープン が開催されるのを知りました。
公式サイトで実行委員でもある 杉村えみプロがこのように書いておられました。
自然の脅威に対して私達は本当に無力です。でも、一人一人が出来ることを見つけて力を合わせていけば、
少しずつでも、一歩一歩でも、前へ進めるようになると思います。
これに共感した私は、関西からフェニックスオープンに参加しました。
チャリティーオークションやバザーもあり大会が始まるまでは非常になごやかな雰囲気でしたが
いざ大会が始まるとほとんどがガチ。
私も麻雀中は真剣に打たせていただきました。
私達麻雀プロが出来る事は本当に小さい事ですが、麻雀を通じて被災地の方々の支援が出来るのが非常に嬉しかったです。
当日はゲストとしてフェニックスオープンのイメージキャラクターを作成していただいた
漫画家の片山まさゆき先生も参加していただき、会場内を盛り上げて頂きました。
今回は所属プロ団体の大会でしたが、この様なチャリティーイベントがありましたら
可能な限り参加していきたいと思います。
今回は東京での開催でしたが、来年は大阪でもチャリティー大会があるということです。
被災を経験した大阪での大会は今回以上に盛り上がるのではないか?と非常に期待しております。
月日がたつごとに風化されてしまうのでしょうが、被災地を目の当たりにした私は
これからも支援の気持ちを忘れずにいきたいと考えております。
水瀬 千尋プロ
日本プロ麻雀協会関西本部所属
第1回関西女流スプリント優勝