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2018年08月07日(火)
2018年08月07日(火)
Abema麻雀TIMESより
鈴木たろうがトップで準決勝進出 石橋伸洋は最終戦で残留/麻雀RTDリーグWHITE 53・54回戦
2018.08.07 12:30
トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ2018」WHITE DIVISION53・54回戦が8月6日に放送され、石橋伸洋(最高位戦)と勝又健志(連盟)がトップを取り、石橋は6勝目を挙げ、最下位脱出を果たし6位で残留を確定させた。勝又は9勝目を挙げ、3位から2位へ。これで準決勝進出者は鈴木たろう(協会)、勝又健志、佐々木寿人(連盟)、猿川真寿(連盟)。来期残留が鈴木達也(協会)、石橋伸洋。入れ替え戦が平賀聡彦(最高位戦)。自動降級が和久津晶(連盟)となった。
【(C)AbemaTV】
1、2、7、8卓となったWHITE 53回戦の対局者は、石橋伸洋、鈴木たろう、和久津晶、佐々木寿人。最下位で最終戦を迎えていた石橋は「(7位の)和久津さんとの完全な1対1の戦い」と着順勝負に臨んだ。東2局から3連続で流局が続いた東4局3本場、石橋はタンヤオ仕掛けでアガリをものにし、1000点(+900点、供託3000点)を加点する。南3局では和久津が国士無双をテンパイするものの、石橋はリーチ・ツモの2000点をアガリ切る。そしてオーラスでは2000点をアガればトップという条件をクリアしての6勝目。「RTDという大きなタイトル戦での残留争いはシビれました。トップを取るよりも和久津さんよりも上にいることが条件だったので。最後もトップを取れれば別卓の結果次第では6位になれるかもしれない」とやれることやり切った。
3、4、5、6位卓となった54回戦の対局者は、勝又健志、鈴木達也、猿川真寿、平賀聡彦。勝又は「相手3人は条件戦になっているので、その隙を突いてトップを取りきりたい」と、準決勝へ半分持ち越せるポイントを伸ばしたいと対局に臨んだ。
東1局、リーチ・ツモ・ハイテイ・ドラ2で1万2000点を加点。ここから跳満を含む3連続のアガリで一気に5万点オーバー。オーラスも自らアガり切って9勝目を挙げ、ポイントも300台に乗せ3位から2位に浮上した。「もっとやりたい放題の予定だったんですけど」しながらも「300というポイントを持って予選を終了できたことは、満足できる」と勝又の押し引きが冴えた最終戦となった。【福山純生(雀聖アワー)】
【(C)AbemaTV】
【WHITE DIVISION最終順位】
1位 鈴木たろう(協会)+520.1 準決勝進出
2位 勝又健志(連盟)+307.4 準決勝進出
3位 佐々木寿人(連盟)+200.5 準決勝進出
4位 猿川真寿(連盟)▲139.6 準決勝進出
5位 鈴木達也(協会)▲165.6 来期残留
6位 石橋伸洋(最高位戦)▲217.0 来期残留
7位 平賀聡彦(最高位戦)▲239.0 入れ替え戦
8位 和久津晶(連盟)▲266.8 自動降級
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
【各選手コメント】
1位 鈴木たろう(協会)+520.1→260.1(準決勝持ち越しポイント)
去年の準決勝は追う立場で、やることの幅がけっこう限定されていた。今年はいろんな選択肢を使える状況にあるので、去年よりかなり期待できるとは思う。準決勝も今のアドバンテージを利用して、このまま順調に決勝にいけたらいい。
2位 勝又健志(連盟)+307.4→+153.7(準決勝持ち越しポイント)
300ポイントには満足しています。去年は準決勝で悔しい負け方をして、負けた日からずっとこのRTD2018で勝つということ1点を考えて、しっかりと準備出来たと思います。今年こそは準決勝を突破して決勝に進出し、優勝したい。
3位 佐々木寿人(連盟)+200.5→100.3(準決勝持ち越しポイント)
なんとか残ったのかなという感じ。自分の理想とするトップは決して取れてはいなかった。ただ守備面に関してはよかった。2年続けて決勝戦で惨敗していることもあり、とりあえず準決勝も自分らしい麻雀を打てるように心掛けます。
4位 猿川真寿(連盟)▲114.3→▲57.2(準決勝持ち越しポイント)
マイナスから準決勝なので、当然不利ですけどやり甲斐がある。去年の準決勝は、置いていかれたまま終わってしまったので、今回は最初から追いかけないと決勝にはいけない。予選で爆発できなかった爆発を見せられるように頑張りたい。
5位 鈴木達也(協会)▲167.1
落ちるリスクが頭をよぎって、いつも通りの思い切った麻雀が出来たかって言われるとそうでもなかった。ポイントが伸ばせなかった要因は、スイッチがかかるのが去年よりも遅かったことと対応不足。勉強して、鈴木達也流の麻雀を見せたい。
6位 石橋伸洋(最高位戦)▲217.0
2016年8位、2017年7位とポイントも▲200台で終わっている。しかも去年、一昨年と打ち方を変えたのに結果を出せなかったのは、実力不足であり、研究不足でもあるので情けない。来年こそは決勝、優勝を目指してがんばります。
7位 平賀聡彦(最高位戦)▲239.0
僕けっこう楽観的なんで、あと3半荘打てるぜって思っているんで、それで結果を出して、多井さん(BLACK7位・多井隆晴)とチャンピオンの麻雀を見せられたらいいなと思っています。今日ダメだった部分もいいところを見せたい。
8位 和久津晶(連盟)▲266.8
もっと自分のことだけ考えてもよかった。女流を背負ったというより、勝手に自分で重くしてしまった。必ず這い上がってもう一度この舞台で戦えた時は、応援してくれる人に応えられる選手になれるように頑張ります。ありがとうございました。
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを半分持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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▶【見逃し視聴】RTDリーグ 2018 WHITE DIVISION 53・54回戦
▶過去のRTDリーグ 2018 WHITE DIVISION
▶過去のRTDリーグ 2018 BLACK DIVISION
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鈴木たろうがトップで準決勝進出 石橋伸洋は最終戦で残留/麻雀RTDリーグWHITE 53・54回戦
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