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麻雀業界ニュース

2016年11月23日(水)

| 麻雀プロ団体

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2016年11月23日(水), 関西

 11/23(祝)に大阪で第3回 白虎杯が行われ、RMU所属の成多嘉智アスリートが優勝しました。

 白虎杯は2014年に始まった、競技麻雀プロ団体所属者による交流のタイトル戦で、今年で3回目。過去の大会では第1回・田内翼プロ(日本プロ麻雀協会)、第2回・柴卓司プロ(日本プロ麻雀協会)が優勝しています。関西を中心に団体を超えた参加者が集まり、今回も最高位戦プロ麻雀協会31名・日本プロ麻雀協会24名・麻将連合μ7名・RMU(Real Mahjong Unit)4名の計64名が覇を競いました。
 参加者には、先日第15期雀王に輝いた角谷ヨウスケプロ(協会)や第12期将王・清水英二プロ(麻将連合μ)などのタイトルホルダーも名を連ね、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。

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 64名から、半荘3回終了時に上位32名が4回戦進出、4回終了時に上位12名が準決勝へと進み、準決勝終了時の上位4名が決勝へと進むシステム。今回の決勝争いは大混戦で、準決勝終了時の上位は以下の通り。
 1位 成多嘉智アスリート(RMU) 164.3pt
 2位 中村庸人プロ(最高位戦) 154.8pt
 3位 中村一プロ(協会) 147.5pt
 4位 脇田真志プロ(最高位戦) 145.6pt
 5位 吉高ゆうひプロ(最高位戦) 141.2pt
 (上位4名が決勝進出)
 3回戦終了時の12位から、4回戦・準決勝と連勝で尻上がりに調子を上げた成多アスリートが1位通過。3回戦に天和をアガり会場中を震わせた中村庸人プロが2位通過、1・3・1・1・2着と手堅くまとめた中村一プロが3位通過。そして準決勝開始時に4・5位だった吉高プロ・脇田プロは、準決勝で揃ってトップを取るもポイントで僅かに逆転、脇田プロが滑り込みで決勝進出を果たしました。

 ポイントはリセットされることなく持ち越し制なので、通常はポイント差を計算しながら進む決勝戦ですが、4名全てが20ポイント差以内という接戦になったため、順位点が「+30、+10、▲10、▲30」付くこの対局では決勝の着順がそのまま最終順位というシンプルな状況となりました。

 決勝は序盤静かな滑り出しでしたが、東3局西家の脇田プロがツモり四暗刻のリーチを中村一プロから出アガリ、裏ドラを2枚乗せて12,000とまず抜け出します。これを捕らえたのが成多アスリートで、親で仕掛けたホンイツドラ1の中と北の双碰待ちを、高目の中で出アガって12,000。振り込んだ脇田プロはタンピンの手広い1向聴で、染めた萬子が余らない内は前に出ようとしたところ、1枚も余らない内に刺さってしまい結果的にトップ目からデバサイという手痛い放銃となってしまいました。
 更に1本場も成多アスリートが5,800は6,100を加点、独走に入りかけたところで、脇田プロがドラ7筒のカンチャンリーチをツモって裏も乗せての2,000/4,000と巻き返し。東場終了時の持ち点は以下のようになりました。
 脇田真志プロ(最高位戦) 28,100
 中村庸人プロ(最高位戦) 23,500
 中村一プロ(協会) 26,700
 成多嘉智アスリート(RMU) 40,700
 (起家から席順)

 アガって親を引き入れた脇田プロでしたが、中村一プロが序盤にほぼノーヒントのリーチ。これにオタ風の西ポンから入って、南ポンで役を付けて、無筋を通しての500オールツモと胆力を見せます。対して中村一プロも、1本場に再度の先制リーチを掛け、今度は実ってリーヅモドラ3の2,100/4,100と一歩も引かない展開に。
 ここまで堅く打って足を溜めていた中村庸人プロ、南2局の親番に全てをかけてギリギリまで粘りますが、行かざるを得ない形から脇田プロのリーチに3,900放銃。続く南3局では、愚形を残しながら覚悟の2副露で前に出た成多プロが、点数以上にズシリと重い300/500をツモって、オーラス開始時には以下の持ち点となりました。
 脇田真志プロ(最高位戦) 30,100
 中村庸人プロ(最高位戦) 16,700
 中村一プロ(協会) 34,000
 成多嘉智アスリート(RMU) 39,200
 (起家から席順)

 ポイント差を意識しないでいい決勝ですが、ここまでのトータル首位者がラス親になるルールだけが、ここに来て2着目以下の3名にのしかかります。中村一プロは1,000/2,000ツモで優勝、脇田プロも2,000/4,000プロで優勝ですが、ラス親の成多アスリートは流局でも優勝なので、選択肢を多く持てる状況となっています。
 ここで親の下家である脇田プロは配牌がかなり悪かったので、敢えて筒子・索子の内からバラ切りの極端な捨て牌をして親の捨て牌に制約を加える戦略に出ます。これを受けて成多アスリートは丹念に打ち回し、萬子を一枚も切らないまま「ツモ」。ツモドラ3の4,000オールと、決定打を放ちます。配牌からドラの1筒が暗刻だったので他家の打点を正確に読めるという利点を最大限活かし、出アガリの効かない形ながらダマ押しでアガり切った冷静な打ち回しが印象的でした。
 オーラス1本場は、中村一プロが倍満ツモ・脇田プロが三倍満ツモ・中村庸人プロが役満ツモという、極めて困難な条件を突き付けられ、静かに流局。見事成多アスリートが栄冠を射止めました。
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決勝戦結果
 1着 成多嘉智アスリート(RMU) 51,200
 2着 中村一プロ(協会) 30,000
 3着 脇田真志プロ(最高位戦) 26,100
 4着 中村庸人プロ(最高位戦) 12,700

最終順位
 優勝 成多嘉智アスリート(RMU)
 準優勝 中村一プロ(協会)
 第3位 脇田真志プロ(最高位戦)
 第4位 中村庸人プロ(最高位戦)


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 普段は関東で活動しており、優勝者スピーチでは「関西の強豪プロから麻雀を学ばせてもらった」ととても謙虚に語った成多アスリート。今後の抱負をお聞きしたところ「白虎杯、並びに対局した頂いた方々の名に恥じぬプロを目指して、これからも頑張ります」とお話し頂きました。その言葉通り、更なる飛躍が期待されます。

 なお、今回優勝の成多嘉智アスリート(RMU)と、過去の白虎杯優勝者である田内翼プロ(日本プロ麻雀協会)・柴卓司プロ(日本プロ麻雀協会)に、史上初のダブル天鳳位・ASAPINを加えた4名によるエキシビション対局が、近日「雀サクッTV」にて配信される予定です。お楽しみに。

2016年11月23日(水), 関西

 

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